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【京都市中京区】小さな商店街で見つけた絶品シンガポールチキンライス&肉骨茶

まーち京都コーディネーター/ライター(京都市)

京都コーディネーターのまーちです。
ここ数年カレーフェスティバルが開催され、じわじわと「カレーの街」として認知度が上がっているJR嵯峨野線円町駅周辺。
今回、JR円町駅から佐井通沿いを北へ上がった所にある「バビルサ」へ伺いました。学問の神様、北野天満宮の御旅所がある「天神御旅商店街」の一角にお店はあります。

バビルサは、2022年9月オープンの新店。お店の入り口の看板には「シンガポール・南インド スパイスハーブのお店 バビルサ」と書いてあります。どんなスパイス料理がいただけるのかお店に入る前からワクワクします!

外のメニューを見ると、海南鶏飯(シンガポールチキンライス)やマレーシアの漢方スープの肉骨茶(バクテー)などが並んでいます。京都で海南鶏飯やバクテーをいただけるお店はなかなか珍しいですね。店内に入った瞬間、食欲が湧いてくるスパイスの良い香りが!

1階にはテーブル席が2つ、階段を上がった2階にカウンター6席とおひとりさまでも入りやすい雰囲気。また、営業時間は11:30-22:00と長めで、テイクアウトも可能なので、仕事帰りなどにも利用しやすいですね。店内に入って、メニューをじっくり拝見しました。

店内のメニューを見ると、干しエビとココナッツのスープヌードルのラクサ、カレーやビリヤ二もありどれも美味しそう!ビリヤニも食べたかったのですが、今回はお店のInstagramで見て最初から気になっていた海南鶏飯(税込950円)&ミニ肉骨茶(税込550円)をお願いしました。

海南鶏飯(税込950円)&ミニ肉骨茶(税込550円)
海南鶏飯(税込950円)&ミニ肉骨茶(税込550円)

海南鶏飯は、ご飯の量は150〜300gで選べ、私は200gでオーダー。鶏スープと生姜で炊かれたライスはこれだけでも美味しい。そして、鶏肉はしっとりとした仕上がり。3種のソース(ジンジャー、ブラックソイ、チリ)を鶏肉やライスに付けながら、味変をしながらいただきました。

そして、肉骨茶(バクテー)は、以前から気になっていたアジア料理でしたが実際にいただくのは今回が初めて。
バビルサの肉骨茶はマレーシアの味付けだそうで、スペアリブは下茹でされ、漢方スープの中でじっくり煮込まれ、油っぽさはなく柔らかでした。薬膳料理にありがちな薬っぽい独特の香りや味はなく、ミニサイズではなく「もっと食べたい」と思う身体に染み渡るような味わい深い、美味しいスープでした。

初夏になり、蒸し暑くなってくるとスパイス料理がより美味しく感じます。海南鶏飯も肉骨茶もとても美味しいバビルサ。次回はカレーやビリヤニもまたぜひ頂いてみたいと思います!
スパイス料理や海南鶏飯が気になった方は、ぜひお出かけしてみてくださいね。

バビルサ
住所:京都市中京区西ノ京北円町63
TEL:075-334-6321
営業時間:11:30-22:00
不定休
Instagram

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京都コーディネーター/ライター(京都市)

京都生まれ京都育ち。2014年より京都観光サイト運営を担当し、京都情報の発信を始めました。10年の東京生活を経て京都へUターン。現在は京都暮らしを満喫しつつ、「京都コーディネーター」として京都観光アドバイス、京都暮らしの始め方、京都新規出店アドバイスなどを行なっています。京都ならではのスポット、グルメ、伝統工芸、アート、自然など、京都の街の魅力を発信していきます。

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