らぁ麺 飯田商店 湯河原本店

飯田商店の公式Twitterにて、3月31日に特別営業して、限定を提供するという告知がでました。

それは「莉穂 退職記念らぁ麺」、長年飯田商店に勤めていらしたスタッフの莉穂さんが退職するため、その記念の限定らぁ麺を提供するというものでした。

飯田店主のメッセージで、「彼女がいなければ、今の飯田商店はありません。彼女には感謝しかありません。」とあります。
スタッフとお客様からとても愛された方で、私も名前をすぐに覚えていただき、お世話になりましたので、行かなければ！と行ってきました。

いつもはOMAKASE予約制ですが、整理券制で7時に配布するとの事でした。

朝の5時に到着すると、すでに20名近く並んでいました。6時にはRamen FeeLの渡邊大介店主から、並びが長くなったので、繰り上げて6時に整理券を一度配布しますと、整理券が配布されました。

また、連食される方は、2杯目は塩です！との告知があり、朝の湯河原に歓喜のザワツキが静かに起こりました。

整理券番号43番で、12時の枠です。6時から12時まで6時間の待機時間となりました。
また、その後7時の整理券配布で、予定杯数に達して完売となったそうです。

湯河原にて、ゆっくりと時間を過ごすこともできましたよ。その様子はYoutubeに乗せています。

集合時間に行き、番号を呼ばれてから食券を購入し、実食です。

写真が下手ですが、券売機の背景画像も変わっています。

飯田の地鶏清湯醤油らぁ麺

この日は、飯田大将と渡邊大介店主のオペレーションが見れました。

らぁ麺は以前の鶏と水で作っていた味わいを彷彿させます。地鶏と鶏油の風味や旨味に醤油がしっかりと合わさり、とても美味かったです。

しなやかな細麺がスープを持ち上げて、麺の風味とスープの美味しさに、懐かしさと感動すら覚えました。

こちらのらぁ麺は、今まで飯田商店を支えてきた、退職される莉穂さんへの想いがつまった一杯のようにも、感じられました。

カスミ鴨のバター醤油ごはん

普段はバター醤油ご飯がとても好きなのですが、こちらは鶏出汁で炊いたご飯に、炙った鴨肉が乗っています。鴨肉の炙った香りが非常によくご飯の旨味がまたよく、普段食べているバター醤油ごはんとまた違う味わいになっていて、美味しかったです。

飯田の地鶏清湯白湯塩らぁ麺

食券を購入して驚きました。塩の清湯かと思っていたら、白湯でもありました。

清湯の風味から、鶏の旨味がブワッとくる白湯。濃厚ではなく、サラリとしたそのスープは、今までに食べたことが無い白湯でした。本当に美味しかったです。

麺はシルキーな平打ちの細麺で、小麦の風味が優しく清湯白湯スープと絡みます。塩に合わせた麺もまた美味しくいただけました。

こちらのらぁ麺は、莉穂さん退職後の、これからの飯田商店の新しさを演出したようにも思えます。（勝手な妄想ですが・・）

莉穂さんが退職されるということで、一日特別営業として限定を出す飯田商店さん、本当に粋なはからいだと思います。

整理券制だと並べば食べられるという方もいらっしゃいます。しかし、整理券制でもハードルは高いと感じました。

OMAKASE予約だとその時間に行けば食べられる、というメリットは大きいですね。それでも予約をとるのが困難でもあり、ハードルが高い人気店ですね。

こちらの様子をYoutubeに投稿しています。よろしかったら観てください。