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【横浜市都筑区】天然酵母の生地に遊びゴコロを乗せて。アンティークの世界観が素敵なパン屋さん

ミオ横浜市地域ライター(横浜市)

川崎市に近い横浜市都筑区のすみれが丘に、お客さんひっきりなしの小さなパン屋さんがあります。

小麦と旬の美味しいをつなぐ tsunagu bake ツナグベイク

2016年、すみれが丘にオープンした「tsunagu bake(ツナグベイク)」です。

扉やランプ、棚などアンティーク感溢れる店内。パリのこじんまりとしたブーランジェリーのような雰囲気が素敵です。

小さなパン屋さん、尚且つお客さんが次々来られるものだから、焼き上がり待ちの棚がある事もしばしば。

工房では発酵のタイミングをずらしてパンを順に焼き上げています。

ツナグベイクのパンは、自家製の酵母液から種を起こし国産小麦と合わせた生地で、風味がとっても豊かなんです。そこに、果物や木の実など季節を楽しむような要素が加わり、心躍るようなひと品に。

私がこの日購入した3種類のパンをご紹介しますね。

サレマル(1個98円 税込)

ふかぁ。と天然酵母の旨味を噛みしめる「サレマル」。

スープやシチューと共に味わったり、おかずを挟んだりと可能性未知数なシンプルさが好きです。100円玉1枚で買える幸せがここにあります。

ヴァローナショコラスコーン(378円 税込)

外はカリッとしながら中はホロホロほどける、程良くソフトなショコラスコーン。バレンタインまでの期間限定で販売されています。

生地にぎっしり閉じ込められた、ココナッツフレーク、ピーカンナッツ、チョコチップは、各々の歯触りが楽しい。

ショートケーキのいちごのように、好きなタイミングでチェリーをぱくつくのがこのスコーンの醍醐味です。

シナモンロール(329円 税込)

歯切れの良いサレ生地に巻き込まれたシナモンは、主張しすぎず上品に味わいが広がります。

フロスティング(トップにかかったクリームチーズなど)がないタイプなので、リベイク向き。温めるとシナモンの香りをより感じられるので、時間が経ってしまったら是非リベイクを。

買いたいパンが決まっている時はご予約がおすすめです。

お店のインスタグラムでは、開店前にこれからお店に並ぶパンが愛おしそうに紹介されていたりして、店主・由香利さんのパン作りに対するワクワクが伝わってきます。

そんな作り手のワクワクが滲み出たパンとの出会いがあるから、ツナグベイクはやめられない。

お隣のコーヒー屋さん「ナナイロコーヒーブリュワーズ」ではツナグベイクのパンを持ち込んでコーヒーをいただくこともできます。
本格的なドリップコーヒーと共に、焼きたてのパンを頬張る幸せは、何物にも代えがたいです...!

ツナグベイク
住所:横浜市都筑区すみれが丘20−6
営業時間:9:00-16:00
定休日:月・火・日曜
電話番号:045-594-6382
※電話での予約は9:10-18:00まで
公式Instagramはこちら

横浜市地域ライター(横浜市)

グルメや季節の移ろいを通して横浜市の魅力をお届けします。カフェ、喫茶店、そしてナポリタンが好き。本当におすすめしたいお店だけを紹介しています! 地域情報サイト「ロコっちセンター南」副編集長/日本ナポリタン学会会員

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