【横浜市】雨の日もしっぽり素敵。発酵食&ヴィーガンメニュー充実の古民家カフェ
横浜ももうすぐ梅雨入りですね。
日本気象協会が5月26日に発表した「梅雨入り予想」によると関東甲信地方の今年の梅雨入りは6/4頃だとか。
雨の日もちょっとしたささやかな楽しみがあると、幸せですよね。
先日雨の日におじゃました古民家カフェが素敵だったのでご紹介します。
調味料まで自家製。発酵食を極める 菌カフェ753(なごみ)
今回ご紹介するのは、横浜市緑区の中山にある「菌カフェ753(ナゴミ)」。
以前も一汁五菜ランチをいただいたのですが、その奥深い味わいが忘れがたく、またの訪問となりました。
以前ご紹介したランチ記事はこちら↓
古民家カフェで一汁五菜の発酵ランチ。ヴィーガンにも子どもにも優しいお店〈横浜市緑区〉
築50年以上の古民家カフェは木々に囲まれ、5月ともなると新緑から少しずつ深まる緑の生命力を感じることができます。
なんと。座ってみたかった縁側の席が空いているではありませんか!
小雨でなおかつ軒も十分あったので、濡れることもなく存分に特等席を愉しむ事ができました。
体も喜ぶ料理は、癒しそのもの。
今回オーダーしたのは「発酵薬膳カレー」です。
日替わりで薬膳カレーの具材も変わるようで、この日は、大根、人参、筍、ウコン、酒粕が入った滋養たっぷりの一品でした。黒米と分づき米のご飯もヘルシーで薬膳カレーにぴったり。
薬膳の要素をしっかりと感じるカレー。酒粕が入っているのが菌カフェさんらしいです。
発酵調味料の酵母種に至るまでも、オーナー・辻シェフが直々に畑に出向き、食材に向き合っているというこだわりよう。発酵への飽くなき探求心と食材センスには脱帽です...!
また、食後にいただいたデザートはこちら。
ココナッツ抹茶クリームとあんこをサンドした「麻炭のヴィーガンケーキ」。
こちらのスイーツ全般を手掛けるのは、同店のスタッフ「愛されシフォンケーキ職人」のAccoさん。
「麻炭」という聞き慣れないワードですが、こちらは麻を炭化させたパウダーで、酵母菌や乳酸菌などの酵母液に漬けた後に天日干しをして完成させるという、手間暇かかった食材なのだそう!
豆の風味が生きた絶妙な塩加減の手作りあんこも絶品でした。
抹茶クリームのヴィーガンケーキは気温が上がるまでの期間限定なので、今期は6月頭頃には終了です。
私はヴィーガンではない生粋の雑食なのですが、滋味深いおいしさって体が素直に反応して記憶に鮮明に残るから不思議。
雨の日の古民家はとっても素敵で、お庭の緑がしとしと雨に打たれる音や、湿度で立ち込めるような土の香りまでも風情があります。
気分が下がりがちな雨の日も、これまた楽しいと思える時間でした。