戦前に地域に密着した商店街として始まった横浜市南区の「横浜橋商店街」。昔ながらの八百屋や惣菜店など多様なお店がひしめく中、香ばしいうなぎの香りに誘われて、こちらの暖簾をくぐりました。

創業1982年、うなぎのお店「八舟（はっしゅう）」

市営地下鉄阪東橋駅から徒歩3分、商店街入ってすぐのところに位置する「八舟（はっしゅう）」。静岡県焼津にあるうなぎ問屋「八木淡水魚株式会社」の直営店で、国産うなぎをリーズナブルに食べさせてくれるお店です。

メニューはこちら。

肝吸い・お新香付きのうな丼セットが、並 税込1,540円〜！

うなぎは近年高騰し、八舟さんでも値上げを余儀なくされたそうですが、それでも大変良心価格です！

筆者は「うな丼セット 上」税込 2,310円をオーダーしました。

オーダーが入ると、炭焼き網の上にうなぎが乗せられ、秘伝のタレを数回重ねていきます。

炭焼きは火の強さがまばらなため、目で確認しながら焼き具合を調整することが欠かせないそう。

うなぎの脂と甘いタレがジュッと焦げる寸前の、炭焼きの芳しい香り...。
おいしい煙が店内にとどまらず店の外まで広がっていきます。香りだけでたまりません〜！

「うな丼 上」は、どんぶりいっぱいうなぎが埋め尽くし、かなりのボリューム！

「上」だとうなぎの蒲焼きが120g。ということは、1,540円の「並」80ｇでもお値段以上の満足感だったのでは？！

甘辛いタレが絡んだ、ふっくらとしたうなぎの身。山椒をお好みで少しふっていただきます。炭火焼きの香ばしい香りが移って、白米がもう、ススムススム！ 夢中でかき込みました。

箸休めのお新香も、肝吸いも上品なお味です。

もうすぐ土曜丑の日

さて、今月末（7月30日）は土曜丑の日ですね。

八舟さんは当日も、もちろん営業されます！

毎年土曜丑の日は、通常どおり店内飲食も営業しているとのこと。ただし、かなり混み合いお待たせしてしまうそうなので、了承の上ご来店くださいね。
お持ち帰り分は予約受付中だそうです。