古き良き異国情緒漂う横浜山手西洋館。

横浜山手西洋館の各館では、12月1日から毎年恒例の世界のクリスマス装飾が施され、各国の文化に触れながら洋館めぐりを楽しむことができます。

フライングの11月30日、イチョウの黄葉を愛でに山手イタリア山庭園を訪れてみると、館内はクリスマスの準備の真っ最中。

素晴らしい黄葉の様子と共に、ほんの一部になりますがクリスマス装飾をレポートします。

JR根岸線・石川町駅から坂を登ること7分。外交官の家・ブラフ18番館が位置する「山手イタリア山庭園」へやって来ました。

園内は、息を呑むほど美しい秋模様の世界が広がっています。

陽当たりの良い南側のイチョウは正に黄葉ピークといった色付き具合で圧巻です…！

園内北側のイチョウは南側に比べてほんの少し黄緑色。

横浜西洋館をミニチュアにした「小さな西洋館の丘」。

それにしても、樹齢はどれくらいだろう…と思わせるような見事な大木ばかり。街路樹のイチョウではここまで見事な枝ぶりになりませんものね。

メタセコイヤも美しい花壇も画になる「外交官の家」周辺。園内を流れる小川のせせらぎに癒されながら庭園を散策しました。

そして、横浜山手西洋館は無料で入館できるのも素晴らしいところ。入館の際に履き物を脱ぐ必要があるので、洋館めぐりではスムーズに脱ぎ履き出来る靴で行かれることをおすすめします。

ブラフ18番館はスウェーデンをテーマにしたクリスマス様式。パステルグリーンがテーマカラーになった館内にぴったりの雰囲気。

また、外交官の家はベトナムをテーマにしたクリスマス様式。オリエンタルな雰囲気のクリスマスも一興です。

どちらの洋館もこの日は準備中につき、未完成の状態。12月1日から正式に豪華絢爛な世界各国のクリスマス装飾が楽しめます。

時間も空間もトリップした感覚になる横浜山手西洋館。一年の中で最も見応えのあるこの時期にぜひ足を運んでみてください。