京菓子のアンテナショップとして、和から洋まで幅広くお菓子を取り扱っている「京かおり」の冬季限定の新作は、京都の人気銘柄酒を使用した「チョコレートボンボン」。昨年大人気だった「京都ウイスキー紫帯ラベル」のういすきーぼんぼんに加え、新たに２つの酒蔵のチョコレートボンボンが登場しました。

ひとつめは「梅酒ぼんぼん」。京都府南部山城地域で唯一の酒蔵「城陽酒造」の城州プレミアムを使用しています。青谷梅林で有名な城陽市で収穫される梅「城陽白」は桃のような甘い香りが特徴で、全国でほかの地域ではほとんど栽培されていない貴重な梅です。城陽プレミアムは城州白のみを使用して漬け込んだ梅酒をじっくりと3年以上貯蔵したこだわりの梅酒で、まろやかな旨味で深みがあります。

梅酒は砂糖でコーティングされた殻に入っており、さらっとしたお酒が出てきます。従来のチョコレートボンボンとはまったく異なる食感でびっくり！梅酒ボンボンは砂糖の風味と相まって、かなり甘さが強めな印象でした。桃のかおりが上品です。

ふたつめは「清酒ぼんぼん」。洛中唯一の酒蔵として知られる「佐々木酒造」の特定名称酒「聚楽第」を使用しています。純米吟醸 聚楽第は京都の酒米「祝」を原料にし、米のふくよかさ、旨み、香りをそのまま瓶詰めし、まろやかな口あたりが特徴です。チョコレートからフワッと香るほのかな吟醸香が大人の味わいに仕上がっており、個人的には一番好きでした。

この新作に加え、昨年から好評の「ういすきーぼんぼん」。京都初ウイスキー紫帯ラベルを使用しています。京都ウイスキーは京都市内のみで販売数を限られている希少んあウイスキーで、モルトの香味がしっかり感じられます。スモーキーな味わいはチョコレートとの相性が抜群で、チョコレートの風味が一番際立っていました。

チョコレートボンボンは噛むとシャリっとした食感で、ジュワッとお酒が出てきます。チョコレートと砂糖の殻が割れたときの食感が楽しく、お酒本来の味をダイレクトに味わえます。小さなクリスマスプレゼントや年末規制のちょっとした手土産にぴったりです。チョコレートボンボン3種はアルコールが1.8％～3.4％含まれます。

販売は「京かおり」の店舗のほか、京都市内のコンビニ等で販売が開始されました。わたしは京阪「丹波橋駅」改札外のアンスリーにて購入しましたが、京都駅近辺のコンビニでも手に入るとか？！京かおりの楽天市場ではギフトボックスも販売されており、贈答用の京都土産にぴったりです。

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