【京都市北区】京都のお花見の始まりを告げる魁桜が見頃!60種400本のサクラが咲き乱れる【平野神社】
京都屈指の桜の名所といえば「平野神社」。境内には約60種400本のサクラが植えられ、満開になると境内全体がサクラに囲まれます。これまでさまざまな京都の桜の名所を巡ってきましたが、私にとっては3本指に入る桜の聖地です。
平野神社でもっとも開花が早いのが、魁(さきがけ)桜。京都のお花見の始まりを知らせる桜といわれ、現在がちょうど見頃を迎えています。
平野神社のサクラは平安中期から植樹され始め、平野神社原木のサクラがあるほど、古くから桜の名所として親しまれてきました。魁桜を皮切りにさまざまな桜が順次見頃を迎え、約1か月半の長い期間、サクラの花見を楽しめます。
みどころのひとつが「桜苑」です。神社の南側に広がる桜苑は、サクラと菜の花の美しい光景が広がります。背の低い桜もあり、サクラと人物の写真をバランスよく撮影するのに、優れたスポットです。ピンクと黄色、そして澄み渡る青空からはエネルギーがチャージされ、元気になります。
3月24日(金)~4月16日(日)までは桜のライトアップ(日没~21:00)が行われる予定です。江戸時代から庶民に開放されている「平野の夜桜」とよばれ、日中とは異なる幻想的な雰囲気が楽しめます。
4月10日は平野神社の例大祭・桜花祭です。985年に花山天皇が臨時勅祭りを行ったことがはじまりで、1000年以上の歴史があります。現在は神幸列の巡行が行われ、平安貴族の装束をまとった列が氏子地域に繰り出します。時代絵巻のような光景は、まるで平安時代にタイムスリップしたかのようです。
平野神社は京都市内でも特におすすめのお花見スポットです。長い期間にわたって、サクラが楽しめるのも魅力のひとつで、サクラ好きにはたまりません。
平野神社
電話:075-461-4450
住所:京都市北区平野宮本町1
拝観時間:6:00~17:00
拝観料金:境内無料 ※桜苑:500円(2022年)
公式サイト:https://www.hiranojinja.com/
※ライトアップ2023 2022年3月24日(金)~4月16日(日)日没~21:00まで