上七軒くろすけでは、舞妓さんの舞鑑賞とお座敷遊びを体験できる「舞芸会」の予約を受付中です。プランには＜舞妓さんの演舞、お食事、お座敷遊び、記念撮影＞が含まれます。京都にお越しのご友人や家族、ビジネスの接待におすすめです。

まずは舞妓さんによる踊りを鑑賞。しなやかな動きと洗練された所作が美しく、見入ってしまいます。京都の伝統に足を一歩踏み入れられ、高揚感に包まれました。約10分で演舞が終わり、いよいよお食事の時間。

この日のお食事は、四条「御料理 井傳」の仕出し弁当。明治40年に錦小路に創業した老舗仕出し料理店で、京都・南座の幕間弁当や高級寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞鳳」に採用されています。季節を感じられるお料理の美しさは圧巻です。出汁がしっかり効き、バラエティーに富んだメニューの数々でお腹も心も満たされます。

お食事では、舞妓さんのお酌の接待も楽しめ、ステータスが上がったような気持ちになります。

お食事が終わると、いよいよお座敷遊び。お座敷遊びでは「金毘羅ふねふね」と「虎拳（とらけん）」を体験しました。「金毘羅ふねふね」は地方（じかた）さんの三味線に合わせて、舞妓さんと向い合わせで勝負する手遊び。

手をグー・パーしながら、道具を置いたり、隠したり…。三味線はどんどん早くなり、気がつくと観客も唾を飲むほど、白熱するゲームです。

「虎拳（とらけん）」は近松門左衛門の浄瑠璃「国姓爺合戦」に基づいたジェスチャーゲーム。屏風越しに身体を使ったじゃんけんをするイメージで、こちらもお座敷全体が盛り上がるお遊びです。

実際に体験してみると、想像以上に楽しめました。初対面の方々との集まりでしたが、和やかな雰囲気に包まれたのが印象的でした。

最後は「舞妓さんとの記念撮影」。貴重な思い出を写真に残せば、一生の思い出に…。京都ならではの体験は、国内外のお客様に大好評です。

上七軒は、京都の五大花街でもっとも古いとされるお茶屋街。織物の街・西陣の奥座敷として、繁栄してきました。観光客があふれる祇園界隈に比べ、京都らしい街並みを落ち着いて堪能できます。一生に一度は体験してみたい「お座敷遊び」。ぜひご接待に利用してみてください。