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【宮城県 松島町】バラの世界に浸る!今が見頃のヨーロピアンガーデン [町内地区 ※6月1日時点情報]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)

以前の記事でもご紹介をしてきた、宮城県松島町の円通院(えんつういん)内にある「西洋式ガーデン」。そこには約100種類のバラが生育していて、現在は色とりどりの可憐な花々が見頃を迎えている。(※2023年6月1日時点の状況)この時を楽しみにしていた方も多いのでは無いだろうか?筆者はもちろんその一人であり、遠出しなくとも地元で気軽に美しいバラを楽しむことが出来るというのが、一番の嬉しいポイント。待ちに待った'バラにスポットライトが当たる時期'を、是非お見逃しなく!
この記事では、バラが開花中の庭園の一部をご紹介していこう。

円通院内をぐるりと眺めながら歩き進めると、バラが咲いている西洋式の庭園が徐々に見えてくるのだが、その時点で遠目でもわかるくらい美しい鮮やかなバラが目に飛び込んでくるのだ。
敷地内に入るとどこを見てもバラの艶やかな色と形、そして香りに包まれていて、そこの空間だけは遠い異国の地、ヨーロッパの風が吹いているかのよう。お好きな方は、しばらくそこで腰掛けてバラに囲まれた時間を過ごしたくなると思う。素敵な雰囲気なのだ。

バラというと一般的なのは幾重にも重なった花びらに、形はギュッと詰まっているような、そんな形状のものが多いが、円通院のバラは約100種類!そのため、あまり見かけないタイプの形状のものも多い。そこもまた見どころの1つだ。

また、イングリッシュローズと呼ばれる玉のようなコロンとした形に、花びらは王女様のドレスのようなフリルタイプのものなど、とにかくじっくり見れば見るほどバラそれぞれに微妙な違いがあるのだ。
もしも『あら、可愛いわね。素敵!』という種類を発見したら、バラの根元を見てみよう!それぞれのバラの足元には、ちゃんと名前が書かれたネームプレートが刺さっているので、そこで名前を覚えておいて、自宅でバラの栽培にチャレンジしてみるのもおすすめだ。

園内のバラはつぼみを持ったものも多く、もうしばらく美しい世界を楽しむことが出来そうだと感じた。晴れた日の花々も素敵なのだが、雨あがりの水滴で化粧をした姿のバラもまた神秘的なので、カメラの腕自慢の方や写真が好きな方には特におすすめだ。とっておきのバラの写真が撮影出来たら、スマートフォンの待受画面などにしてもきっと素敵だと思うぞ。

▲ オレンジ色の花粉を一生懸命に集め中の蜂。撮影距離はわずか5センチという近距離だが、全く動じずに『人間には構っていられん』とばかりに自分の仕事に熱心な様子。
▲ オレンジ色の花粉を一生懸命に集め中の蜂。撮影距離はわずか5センチという近距離だが、全く動じずに『人間には構っていられん』とばかりに自分の仕事に熱心な様子。

そして、バラの傍には大忙しで仕事中の蜂たち(※人間を刺さない安全なハチ)が結構多く活動しているのだが、もし園内を鑑賞中に「ブ〜ン」と横切ってもどうか驚かずに。花粉集めに熱心な蜂なので安心して欲しい。

ちなみに、円通院には紫陽花もあり現在は上記写真の様な状態。開花までは今しばらくかかりそうだが、これもまた梅雨の時期のお楽しみの一つとなりそうだ!

この記事では一部分のみをご紹介してきたが、その他にも限られたスペース内にたっぷりのバラが隅々まで植えられているので、実際に庭園を訪れた際には是非じっくりと観察してみて欲しい。きっと素敵な時間を過ごせると思うぞ。さあ、みんなで見事なバラの世界を体感しに行こう!

施設名称:円通院(えんつういん)
住所:宮城県松島町松島字町内67
営業時間:[4月-11月] 9:00-16:00、[12月-3月] 9:00-15:30
定休日:年中無休
拝観料:大人500円、小・中学生300円(※2023年6月時点の料金)

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

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