昔住んでいた場所には、ふっと思い出したときに、ふらっと立ち寄ってみたいもの。以前とは違うものが発見出来たり、新しいものを見つけたり。そんな発見が嬉しいような寂しいような、そんな思いを抱えながら立ち寄ってみたカフェをご紹介したいと思います。

南海高野線沢之町駅の踏切近くにある「DELI CAFE 102」さんにお邪魔しました。

夕方に訪れたという事もあって、売り切れのメニューもありましたが、中に入って見ることにしました。

テーブル席だけではなく、奥には座敷もありました。

こじんまりとした空間ではありますが、まるで個室のような作りになっています。

また靴を脱いでからの段差も高くないので、子どもでも昇り降りが簡単に出来そうでよく考えられているなと感じました。

小さな子どもがいる時には、靴を脱いでくつろげる空間はとても大事ですよね。

そして、実はテーブル席の方も・・・

奥の方は繋がっている作りになっています。

これ、結構重要なポイントで、荷物がいつも多い私にとってはとてもありがたいです。

だって自分たちのスペースだけでは狭くて置ききれないこともよくありますから。

そしてカウンター席。

カウンター席というと、机が狭いイメージですが、ここは広々としたスペースがありました。

一つ一つの空間がきちんと確保されているし、また工夫もされていて、さすが本業が建築家である店長さんだなと思いました。

全てご自分で作られたそうです。

とても素敵な仕上がりになっていますよね。

店内は勿論なのですが、料理にもこだわっておられ、野菜も沢山使われていてとても美味しそうです。

私が一番感動したのは、このキッズランチ。

大人の注文したものを分けるのではなく、子ども自身が選んで食べられるという環境がとても素敵だと感じました。

またこちらのキッズランチにのっているポテトフライは子どもたちにも大人気なので、嬉しそうに食べている姿が想像出来ました。

そういうちょっとした気遣いが嬉しいですね。

今回はカフェオレのレギュラーをいただきました。

こちらのシロップはブラウンシュガーと呼ばれるもので、店長の手作りです。

厳選されたコーヒー豆を使っているカフェオレは少し苦みもあったのですが、このブラウンシュガーを加えることで丁度よい甘さにしてくれました。

店長もおっしゃっていましたが、色も綺麗で、他ではなかなか見ないので見とれてしまいました。

他にもお店は毎日オープンしているわけではないので、レンタルスペースとしても開放しています。

詳しくはインスタグラムをご覧ください。

お店に訪問した日はたまたま早くに閉店してしまう日だったため、あまり長居はできませんでしたが、

店内ではジンジャーシロップを作っていた良い香りに包まれており、またそれが一層リラックスさせてくれ、とても癒されたひと時でした。

今度はぜひランチも食べに行きたいと思います。