【大阪市阿倍野区】見逃し厳禁!土用の丑の日にもう一つの選択肢、”灰干し製法”はいかがですか?
もうすぐ土用の丑の日があります。土用の丑の日とは、夏の暑さに対する滋養強壮としてウナギを食すという習慣があります。たれ焼、白焼きとありますが、今年は”灰干し製法”で作られたウナギを選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。”灰干しひもの”とは、あまり聞きなれないかもしれませんが、ウナギだけではなく、たくさんの種類を提供しているお店にお伺いさせていただきましたので、ご紹介したいと思います。
阪堺電車姫松駅より徒歩3分のところにあるお店です。
リーズナブルな価格でちょい飲みができるプランもあります。
提灯から”日本料理”という雰囲気が伝わってきて格好いいなと感じます。
実は以前も取材をさせていただいたお店なのですが、今回は”おでん”ではなく、”灰干しひもの”をどうしても食べてみたいと思い、
取材をさせていただくことになりました。
まずはメニューのご紹介です。
少し価格設定を見直したそうですが、それでもリーズナブルな価格設定となっています。
そんなこともあってか、日曜日の夕方にお店へお伺いさせていただいたのですが、
既にお客様が3組いて、カウンター席が賑わっていました。
今回はお客様もいらっしゃったので、店内の写真はありませんが、この日に限らずお客様の数は日に日に増えているとのことです。
でもご安心ください。座席はカウンター席だけだはなく、奥にはテーブル席(個室風です)や座敷もありますので、
大人数でも利用は可能になっています。詳しくはお店にお問い合わせください。
さて、楽しみにしていた”灰干しひもの”です。
詳しくはオーナーさんに聞いていただければと思うのですが、簡単に説明すると、
塩水に2時間から4時間ほど漬け込み、火山灰の中でくさみと水分を取り除き魚の美味みのみを閉じ込める干物の製法です。
お店でいただける”灰干しひもの”の種類はメニューに書かれている物に加えて以下の物があります。
まずは【ホタテ】をいただきました。
まさか”灰干しひもの”だとは思わないほど、肉厚がすごくてふっくらとしていました。
殻にしっかりとくっついているので取り出す時にはフォークとはしが必要になります。
私はホタテが大好きなので、一ミリも殻に身を残したくないと思いながら慎重に手を動かし見事に上手く取り出すことができました。
ホタテが食べられるという嬉しさと、上手く取り出すことができた喜びで一口で食べてしまいました。
塩漬けされているので、塩味が濃いのかな?と思っていたのですが、塩味よりもホタテ本来の旨味が引き出され、甘く感じました。
これは何個でも食べたくなる美味しさでした。
次にいただいたのは、【ニシン】です。
(写真は他のお客様が注文されたサバですが、ニシンも同じぐらい炎があがっていました。
このサバを注文されたお客様は、毎週食べに来ている”灰干しひもの”の大ファンの方です。)
写真では分かりづらいかもしれませんが、表面がとてもテカテカしていました。
油が乗っていてとても美味しかったです。
骨もたくさんあるのですが、やわらかくなっていて気にすることなく食べることができました。
これは、大人だけではなく、小さいお子様でも食べやすいものになっているので良いですね。
ホタテに比べると、塩味がしっかりとついていて、同じ”灰干し製法”なのですが、全然違う味だと感じました。
そしてもう少しで土用の丑の日もあるからと一足先に【ウナギ】もいただきました。
アップにすると分かっていただけると思うのですが、良い焼き加減で見ているだけで美味しそうと思ってしまいます。
ひものになっていますので、決して分厚くはないのですが、フワフワにになっていて、逆にどうしてこんなにもフワフワに焼き上げることができるのだろうかと疑問に思うほどでした。
味は先ほどのニシンに比べると塩味は薄くなっていますが、しっかりと味はついていますので、
フワッ、カリッの食感も相まってとても美味しかったです。
これはたれ焼や白焼きとはまた違った食感・味を楽しむことができます。
今回3種類の”灰干しひもの”をいただきましたが、それぞれの食材に合わせて味付けが違っていました。
それは、塩水に漬ける時間を変更しているからだそうです。
そんな違いも楽しめるのも”灰干しひもの”の魅力の一つかもしれません。
そして何と!オーナーさんのご厚意により、今回こちらの記事を読んでくださった方限定で、
来店時「記事を見ました」とお伝えいただくと、
【灰干しヒモノ100円OFF】または【生ビール1杯無料】の特典をご用意してくださいました。
期間は、8月13日(日)までとなっています。
この機会にぜひご利用ください。
※割引特典については、ヤフー株式会社とは関係ございませんので、ご了承ください。
今年は例年に比べて暑い日が続いています。
土用の丑の日には滋養強壮に”灰干しひもの”のウナギを食べてみてはいかがでしょうか。
さて他にもいただいたものがありました。
【レタスwithたらこ】
まず色どりがキレイで食欲をそそります。
注文が入ってから作ってくれます。
この使用しているだしは、おでんに使用しているだしです。
レタスを出しで煮込んでいるのですが、絶妙なタイミングで取り出し盛り付けてくれました。
レタスがシャキシャキしていて、とても美味しかったですが、たらこもまたアクセントになっていて
レタスで巻き付けながらいただきました。
そしてぜひ食べて欲しいと出してくださった【蘭王たまごかけごはん】です。
まずご飯。こちらもおでんのだしを使って炊き込んでいます。
(ただこの炊き込みご飯は、日曜日限定となっていますのでご注意ください。)
蘭王、のり、塩昆布を乗せて・・・
混ぜてみると、
こんなに黄色が濃いたまごかけごはんが完成しました。
たまごがとても濃厚でそれだけでも十分に美味しいのですが、だしで炊き込まれたご飯やのりや塩昆布すべてが混ざると
家で食べているたまごかけごはんとは全く違い、たまごかけごはんの概念がくつがえされました。
温かいうちに食べるのも美味しいですが、冷めても美味しくだくことができました。
この蘭王は購入することもできます。
卵好きにはたまらない料理だと思います。
今回は看板メニューのおでんではなく、サイドメニューをいただきましたが、
ご紹介させていただいたように、サイドメニューも本当に豊富でまだまだ食べたい物はたくさんあります。
美味しいご飯は、材料も作り方ももちろん大事ではあると思うのですが、それに加えて雰囲気も大事だと思います。
このお店は、本当にその雰囲気作りがとても上手で、たとえ一人でお店に入ったとしても楽しめるぐらい、
オーナーさん始め奥様がお客様たちを巻き込んでいるのが印象的でした。
そこまで意図していないのかもしれませんが、逆にそれを自然とできるのはすごいことです。
何度お店に足を運んでも、楽しい会話や笑い声が絶えない店内は、本当に魅力的です。
そんな素敵なお店に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した”灰干しひもの”は数に限りがあるそうです。
また時期に応じて入荷している商品も異なるようですので、気になる方はお早めにお店にお問い合わせしてみてください。
オーナーさん、今回もご厚意に甘えてたくさんいただきありがとうございました。
またお店にお伺いさせていただきます。
【日本酒・おでん 陽】
〒545-0037
住所:大阪市阿倍野区帝塚山1-14-13
阪堺電車姫松駅より徒歩3分
南海高野線帝塚山駅より徒歩7分
TEL:06-6606-8393
※ご予約・テイクアウトなどお気軽にお問い合わせください。
営業時間:月〜土 17:00〜23:00
日 12:00〜21:00
定休日:不定休
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