本屋さんと言っても今は本だけしか置いていないところは少ない気がします。また、広い本屋さんは、自分が欲しいと思ったジャンルを探すだけでも一苦労します。今回ご紹介する古本屋さんは、古民家を改装して作られているので、家と同じぐらいの空間になっていて本を探すのには最適な空間となっていました。では、ご紹介したいと思います。

王子商店街の近くにあります。

両隣に民家があるので、思わず通り過ぎるところでした・・・

向かいは駐車場（古本屋さん専用ではありません）になっていますので、そこを目安にしても良いかもしれません。

では早速中に入ってみたいと思います。

当たり前ですが、本がどっさりと並んでいます。

漫画はほとんどないそうです。

全部でだいたい8000冊ぐらいあります。

私の勝手なイメージですが、古本屋さんって山積みにされている本がわりとたくさんあるイメージでしたので、

綺麗に整頓されて歩きやすい店内に驚いてしまいました。

こんなにたくさんの本がありますが、これでもジャンルは絞られているそうです。

主に10代向けの物を選ばれているのですが、今の10代に向けたものだけではなく、

80年代や90年代の方々が10代だったころの物も集められています。

その時代に生きてきた私にとっては、ど真ん中のジャンルで懐かしいものがたくさんあり、嬉しくなりました。

綺麗に整頓されている店内も素敵なのですが、店長さんこだわりのポイントは、”なにもしなくてもいい”空間を作っているところ。

店内の奥にあります。

椅子だけではなく、机があることで、より家にいるよな気持ちになります。

机の上には、店長さんがスクラップした新聞の切り抜き記事もありました。

（現在は4冊目になっています）

店長さんのアンテナに刺さった記事をスクラップしているそうですが、私のアンテナにも突き刺さり、

パラパラと読むだけではもったいない、じっくりと読みたい記事が盛りだくさんでした。

他にも、本を紹介しているフリーペーパーがあったり（持ち帰ってもOKです）

店長さんが読んだ本の感想の一覧がありました。

そっと置かれているので、見たければ見たらいいというスタイルになっています。

そして、お気づきでしょうか？

ブタのイラストが所狭しと色々なところに描かれています。

このイラスト全て店長さんの手書き。可愛いなと思うのですが、

入口すぐにはとっても素敵なポスターも貼られていました。

お店そのものが描かれている作品です。

あなたにとっての『たからものになるひとときを』過ごしに足を運んでみませんか？