少し前に長屋が2軒並んでいるお店の右側を訪ねたことがあったので、今回はその左側のお店に行ってみることにしました。同じような建物なのに、中の雰囲気はまるで違いその違いがまた面白かったです。こだわりのポイントもしっかりと聞いてきました。今回はそんなお店をご紹介したいと思います。

南海本線帝塚山駅から少しだけ歩いたところにある今回のお店は・・・

古民家の2階建てになっている長屋にあります。

こちらは店名。「あーちゃん」というお名前になんだか親しみを感じてしまいました。

木で作られている「商い中」の看板も味があってすてきだと感じました。

では早速中に入ってみたいと思います。

戸が少々固くなっており、開きにくくなっていますが、それもまた味かなと思ったりもしました。

ある知り合いの作家さんが作ってくださったという富士山の置物。

店頭に置かれていた看板も同じ方が作られたようです。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、これらの置物結構大きい物なのです。

生で見ると結構迫力がありますよ。

でもその作品をじっと見ていたくなるほど、引き込まれる・・・そんなすてきな作品でした。

そしてつぼも置かれていました。

席はこんな感じです。

二人用が4つあるだけのこぢんまりとした空間になっていますが、椅子がとても大きいので、全然狭く感じませんでした。

かえるのかけじくも本当に可愛いくて、文字通り、「笑顔」になってしまいました。

さてメニューはというと、

こんな感じになっています。

他にもおススメやドリンクメニューなどもありましたよ。

そしてここのお店の特徴でもあるこだわりの部分もメニューに載っていました。

食材へのこだわりはもちろん、遠赤外線での調理方法や、電子レンジを使っていないという事には驚かされました。

また「あーちゃん」という名前のこだわりも知ることができ、その理由にほっこりともさせていただきました。

それでは自慢の料理をいただきたいと思います。

見てください！この大きなお弁当箱！！

ランチョンマットが隠れるぐらいの大きさに驚きました。

真っ暗な箱は、まるで浦島太郎がもらった玉手箱のようではありませんか？

ドキドキ、ワクワクしながら中を開けてみると・・・

このボリューム。そして色が鮮やかな事。

本当に宝石のようにキラキラと輝いていました。

このボリュームで980円はお得ですよね。

プラス料金は必要になりますが、かす汁もいただきました。

調理方法も調味料もこだわられているお料理。

一つ一つが全然違う味付けになっているのですが、どれも本当に美味しかったです。

”喉がかわかない手作りの体にやさしい食事”を提供されているのですが、本当に喉は乾きませんでした。

でも決して物足りないような薄味になっているという事もなく、しっかりと味付けはされているのに、喉がかわかないという不思議な感覚になりました。

メイン料理のハンバーグもお店で一からひいている物なので、美味しいのはもちろんですが、安全にそして安心して食べられるという点も魅力的だなと感じました。

電子レンジも使っていませんが、ガスも使わず、全て遠赤外線で調理をされています。

その分少し時間はかかるそうなのですが、その一手間がありがたいですね。

水も遠赤外線で沸かしておられます。アルカリに変わるそうですよ。

そう言えば少し甘いように感じました。

笑顔がとてもお似合いで、優しい口調でお話をたくさん、聞かせてくださった店長さん。

大阪の「お母さん」というような雰囲気で大きく包み込んでくださいました。

今回はランチをいただきましたが、甘味処のぜんざいや白玉などもこだわって作られているものなので、

今度は甘味を味わってみたいなと思いました。

店長さん、貴重なお時間ありがとうございました。