初夏の香り!知らないと損?!効能たっぷり木の芽味噌
みなさん山椒はお好きですか?
山椒には捨てるところがない、と言われるほど、日常生活の中で役立っています。
新緑の季節、山菜が採れることに芽吹きだす山椒の若葉は『木の芽』とも呼ばれ、古くは縄文時代の遺跡から土器に付着した山椒が検出されたこともあるくらい、日本にとって長く馴染みのあるハーブです。
山椒の香り成分であるサンショオールは大脳を刺激し、内臓器官の働きを高める働きがあるとされています。
お料理では香辛料として少ししか使わないけど、山椒には嬉しい効能がたくさんあります。
今回はその山椒の若葉をたっぷり使った大人の晩春のお楽しみ『木の芽味噌』をご紹介します。
簡単にできるし、なにより美味しいので、よかったら是非作ってみてください♪
■大人の春のお楽しみ!木の芽味噌と木の芽味噌の美味しい食べ方3選■
材料
▷木の芽味噌 作りやすい量
・山椒の若葉:ひとつかみ(15~18g)
・白みそ:150g
・酒:大さじ2
・みりん:大さじ2
・はちみつ:大さじ1
【作り方】
1. 山椒の若葉はよく洗って水けをふき取り、固い茎の部分は除いて柔らかい葉の部分だけ取り分ける。花がついていたら分けて、花山椒はすき焼きに入れると美味しいです。もちろんそのまま一緒に木の芽味噌にしても美味しいので、お好みで作って下さい。
2. 小鍋に白みそ、酒、みりん、はちみつを入れよく混ぜて中火でフチがフツフツとするまで加熱する。
3. 火を止めて、木の芽を加えてざっと混ぜ合わせたらブレンダーなどでピュレ状にする。
4. 全体がなめらかになったら強めの弱火で加熱し、鍋肌がフツフツしたら火を止める。
5. 清潔な保存容器などに入れて冷蔵庫で保存する。
少し甘めの味付けなので、甘いのが苦手な方ははちみつの量を減らしてお好みの味に仕上げてください。
木の芽味噌のおいしい食べ方3選
1.筍の木の芽味噌和え
【材料】
・基本の木の芽味噌:適量
・茹で筍:お好きなだけ
【作り方】
茹でてアクを抜いた筍を食べやすい大きさに切り、木の芽味噌と和える。
2.厚揚げの木の芽味噌田楽
【材料】
・基本の木の芽味噌:適量
・厚揚げ:1枚
【作り方】
1. 厚揚げは食べやすい大きさに切る。
2. 厚揚げに木の芽味噌をお好きなだけ塗り、トースターで焼き色が付くまで焼く。
3.木の芽味噌おにぎり
【材料】
・ごはん:お好きなだけ
・木の芽味噌:お好きなだけ
【作り方】
1. ごはんをお好きな大きさに握る。
2. おにぎりにお好きなだけ木の芽味噌を塗る。
簡単すぎるレシピで恐縮です。
ですが、とっても美味しいので、良かったら作ってみてください♪
山椒の豆知識
▷デトックス効果
▷冷え性改善
▷食欲増進
▷消化促進
▷基礎代謝アップ
▷ダイエット効果
防腐効果や消化促進の効果もある為、こってりとしたお料理とよく合います。
ただし、サンショオールにはしびれや局所麻酔性がある為、摂りすぎは注意です。