【横浜市青葉区】あざみ野で白さと喉越しの良さが特徴の江戸前のおそば。ちょっと早いけど年越しそば気分で
更科は、藪(やぶ)や砂場と並び称される、江戸時代からのそば処。言ってみればおそばの「御三家」ですよね。
普段は電車を利用するときに大好きな駅そばを利用することが多い筆者ですが、「年越しそば」を一足先に落ち着いていただきたく、2022年12月上旬とちょっと早めですが、あざみ野にある、路面店のおそば屋さんへ伺いました。
あざみ野駅前から続く道は広々とした並木道です。
その道に面してすてきなおそば屋さんがあります。そば処「あざみ野 更科」さんです。
温かいお茶がうれしいですね。もりそば(650円)をオーダーしました。
店内は昭和の頃を思い出させるような落ち着いた空間。使い込まれた椅子とテーブル、そして小上がりで畳のお座敷がありました。
顔を上げると、壁には「書」がかかっていて、なんとも落ち着く「和」の空間です。
運ばれてきたそばは「更科」らしく、そばの実の中心部を使った、白っぽい、きれいなおそばです。雑味がない喉越しの良さとほのかな甘みが身上です。
めんつゆは甘すぎない、「江戸前テイスト」と言いたくなるような、スッキリした味わい。
麺の量はもりそば一枚で十分おなかが満たされました。
頃合いを見て、温かいそば湯を持って来てくださいました。うーん、幸せ過ぎます。そば湯が大好きなので、全部飲み干しました。
天ぷらなどのサイドメニューやかつ丼や親子丼などのご飯物もあります。
次回は夕方に来て、お酒を頼んで、板わさからスタートしたい、と思いました
お昼どきを外し、混雑しすぎていない時間を選んで、この時期にゆっくり味わう「おそば」。年末に大勢でいただくおそばも良いものですが、隙間時間に一人でいただくおそばの味わいと空間にホっと癒されました。
ホームページやSNSの運用はされていないようですが、「あざみ野商店会」のホームページに店舗情報が掲載(外部サイトへ)されています。ちなみにこの日、店頭でお聞きしたところ、12月31日の営業はお昼まで、とのことです。
家族で食べるとつい、子どもが気になって、なにがなんだかわからないうちにおそばと海老天などがおなかに吸い込まれてしまった(そして体重だけ増えた)・・・そんな気持ちになることも多いです。
ときには一人でおそば屋さんののれんをくぐり、ゆったりしたおそばを味わうのも良いものだと思いました。おかげさまで、おそばをすすりながら、一年をしみじみ振り返る、よい時間となりました!
【店舗情報】
店名:あざみ野 更科(そば/和食)
住所:横浜市青葉区あざみ野4−2−1
電話:045-902-1744
営業時間:午前11時〜午後3時/ 午後5時〜午後8時
定休日:毎週火曜日、第3水曜日(祭日は営業)
公式サイト:なし。
最新情報は店舗へご確認ください。