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感謝!保育士から見て好感を持てた保護者の行動!

なっつせんせい保育士・ほめ育てアドバイザー

最近、モンスターペアレントの行動が話題に上がりますが、その反対に保育士にとって神様のような保護者の方もいます。

今回は、現役保育士が出会った好感を持てた保護者の方の行動についてお伝えします!

お子さんを客観視できている

園で起こってしまった大きなトラブルや怪我に関しては、嫌な思いをさせてしまった、痛い思いをさせてしまったということで、保育士は保護者の方に謝罪をしなければならないことがほとんどです。

保育中気を張っている上に、問題が起きた際謝罪しなければならないということで辛く、お子さんに対しても「お願いだから今日はトラブルを起こさないで」と願いピリピリしてしまうことも。そして、トラブルになってしまう子はだいたい同じ子で、何度も保護者の方に連絡をしなければならないこともしばしば。

そんなときに「先生が謝ることじゃないよ」と言ってくださり、お子さんのことも客観視でき、今後の対策を一緒に考えてくださる保護者の方には感謝でした。「家の方でもよく話してみます」と園任せにせず、お子さんと向き合う時間を作ってくれました。

家庭内で感染症の方がいたら欠席してくれる

最近のご家庭は忙しく、保護者の方が体調不良だと元気なお子さんをご家庭で見るのは大変なはず。そのようなときでも保菌している可能性・周りへの感染の可能性を考えてお休みをしてくださる保護者の方には感謝しかありません。

実際に、ご家庭でウイルス性の感染症の方がいるにも関わらず、それを園に知らせずお子さんは元気だからと登園させてしまう方もいます。登園後お子さんが園で発熱や嘔吐をし、それが瞬く間に他の園児や職員にも広がって学級閉鎖で登園できなくなるなどという例も。

そのようなことにならないよう自分の家庭のことだけでなく、集団生活の一員だということを念頭に置き、配慮してくださる保護者の方には感謝です。

感謝・ねぎらいの言葉をかけてくれる

「先生のおかげでうちの子○○になりました」
「(声掛けの仕方を見て)こんな風に対応すればいいんですね!」
「いつもありがとうございます」
「(大きな行事あと)成長を感じました!ご指導ありがとうございました」
「いつもこんな大人数見て、、、お疲れ様です」

最近では保育士に関する否定的なニュースもあり、お子さんにも保護者の方にもこれまで以上に気を遣う教育現場の方も増えていると思います。子どもたちのために一生懸命やっていても「こう思われるのではないか」と怯えることも。

そんな中でも、あたたかい言葉をかけてくださる保護者の方も!自分のやっていることが報われて心が救われ、「もっとこの子たちのためにできることはないか」とさらなるやる気に繋がりました。

【おわりに】

保育士も保護者も、お子さんのために一生懸命だからこそ火花が散ってしまうことも。ですが、このようなポジティブなコミュニケーションを取れたら、お子さんにもプラスな影響がありそうですね!

保育士・ほめ育てアドバイザー

関わる大人次第で子どもは伸び伸び成長!【保育歴10年以上】【ほめ育ての知識】で、現場で実践したお子様との関係が良好になるちょっとした工夫、保育現場でのリアルなエピソードをお伝えします!

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