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「甲状腺が悪くなる」と太る?疲れやすい?-甲状腺の不調が引き起こす身体への影響-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「甲状腺」について解説していきます。

甲状腺ってどんな臓器?

甲状腺は、のど仏の下辺りにある臓器です。

全身の代謝を活発化させる「甲状腺ホルモン」を分泌しています。

甲状腺ホルモンは、熱の産生・心拍数の増加・血糖値を上げる・神経に対する作用・成長、成熟への作用などがあります。

全身の代謝を活発化させるので「車のアクセル」のようなものですね。

甲状腺が悪くなると?

甲状腺の機能が低下すると、甲状腺ホルモンの分泌が低下してしまいます。

このように甲状腺ホルモンが不足すると、太りやすい・疲れやすい・寒がり・食欲低下・月経過多などの症状が現れることがあります。

このように甲状腺の機能が低下して現れる症状を「甲状腺機能低下症」という。

また、甲状腺ホルモンは「脳(視床下部→下垂体)」から分泌されるホルモン(TSH)からの連絡をもらって、分泌が促進されます。

そのため、甲状腺の機能が低下しても、初期は脳から命令(TSH)がたくさん出されることで、何とかホルモン分泌をカバーできます。

しかし、やがて甲状腺ホルモンが作れなくなると、脳から命令を出されても、甲状腺ホルモンを分泌できなくなります

甲状腺ホルモンが分泌され過ぎると?

甲状腺ホルモンは「分泌され過ぎてしまう」のも良くありません。

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、暑がり・多汗・体重減少・イライラ・頻脈無月経などの症状が現れることがあります。

このように甲状腺の機能が亢進して現れる症状を「甲状腺機能亢進症」という。

最後に

甲状腺の異常では「のど(首)の辺りの腫れやしこり」が現れることもありますが、自分での判断は難しいため、不安がある場合には医療機関への受診をおすすめします。

では、今回はここまでです。

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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おがちゃん先生について

● 東京リエイチ整体アカデミー講師
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● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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