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神社のお参りの仕方【簡単まとめ】

太田章代新人育成トレーナー

神社に参拝するときに『一礼はどこでするのだろう?』など迷ったことはありませんか。

新年は、会社の上司や先輩と一緒に、神社にお参りに行く人もいらっしゃると思います。

そんな時に社会人として恥をかかないように、神様をお参りする際に知っておきたい基本の作法をご紹介します。

私が疑問に感じていた事などを、簡単にまとめてみましたのでご覧ください。

鳥居をくぐる前に一礼をする

鳥居は、ここから神様の領域であることを示す意味があります。神聖な場所に入るので、丁寧な所作を心掛けましょう。帰りも鳥居をくぐったら振返り一礼をします。

参拝の前に手水舎(てみずや)で心身を清める

参拝する前に手と口を水で清めます。穢れを落として心身を清める禊(みそぎ)の儀式を略式にしたものです。

◇清め方の流れ(ポイントは1杯の水で済ませる)

1.右手でひしゃくを持ち、水を汲んで左手を流す

2.左手に持ち替えて、右手を流す

3.右手に持ち替えて、左手で水を受けて口をすすぐ
(ひしゃくに直接口をつけない。口に含んだ水を出すときは、左手で口元を隠すとスマートです)

4.もう一度左手を流す

5.ひしゃくを立てて、残った水が持ち手に流れるようにして、柄を流します

6.元の場所にひしゃくを戻す

参道は端を歩く

参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通る道だと言われています。真ん中は避け、左右どちらかに寄って歩きましょう。

お賽銭を納めるときは鈴を先に鳴らす

お賽銭箱の上の鈴は『参拝者を清める』『神様を呼び招く』などの意味があります。

まずは浅く一礼をして鈴を鳴らし、お賽銭を入れます。お賽銭は投げたりせずに、お賽銭箱に丁寧に入れましょう。

参拝は「二礼、二拍手、一礼」をする

神社は二礼、二拍手、一礼が基本作法です。

◇参拝の流れ

1.深いお辞儀を2回する

2.胸の高さで左手が上になるように右手を下に引いて2回拍手をする

3.手を合わせて心を込めて祈る

【祈る内容】
・神様に感謝をお伝えする
・神様にお願い事をするのではなく、誓い立て見守ってくださいとお伝えする

4.深いお辞儀を1回する

※神社により、お参りの仕方が違う場合もありますので、ご了承ください。

まとめ

神社参拝の作法は、心ありきのものです。作法を間違えても、神様へ礼儀を尽くそうとする気持ちが伝わります。心を込めて神社へお参りしたいですね。

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太田 章代

新人育成トレーナー

愛知県岡崎市出身。損害保険会社の事務員から広告代理店の営業職に転職。入社2年目から6年連続売上トップ。32歳で統括本部長に抜擢。50人の部下を指導する。35歳代表取締役に就任。その後、2006年人材育成事業で独立。現在まで研修&講演に2,000本以上登壇。離職率の低下や、職場のコミュニケーション改善などで成果を上げる。独自の体験型講演が好評をいただき、講師評価98.7%でリピート率も高い。研修&講演を通して【働くを楽しむ】社会創りに貢献するという使命のもと、日本全国で精力的に活動中。

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