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年間1000食のカレーマニア!カレーおじさんが監修するレトルトカレーが凄かった【功夫咖喱】

こうしんりょーたろうスパイス料理研究家
カレーおじさん監修の功夫咖喱シリーズ

どうも!こうしんりょーたろうです!

みなさん、年間1000食以上ものカレーを食す男がいることをご存じでしょうか。

年間1000食以上。1日3度食事すると考えると、1年間の食事は1095食。そのうち1000食がカレー。食事のほぼすべてがカレー。つまりは栄養のほとんどをカレーから摂取していることになります。僕もカレー大好きですが、せいぜい週2~3回程度。毎食カレーはもはや修行の域です。

そんなおそるべき偉業を15年以上も続けている生粋のカレーマニアがいます。
その名も「カレーおじさん」こと、AKINO LEE氏
AKINO LEE氏の本業はミュージシャン。自身の活動のほか、作詞作曲、振付など多数のアイドルをプロデュースされています。音楽家として活躍する一方で、年間平均1000食以上もカレーを食べ歩いてきた経験から、カレーマニアとしてもテレビや雑誌をはじめ多数のメディアに出演しています。

カレーおじさん\(^o^)/(AKINO LEE)
2006年から年中無休で毎日カレーを食べ続けているミュージシャン。アイドルのプロデュースや指導など幅広く活躍している。『マツコの知らない世界』をはじめテレビや雑誌連載などメディア出演多数。

そんなカレーおじさんが監修したレトルトカレーが美味しくないわけがない!ということで入手しました。

功夫咖喱シリーズ

こちらがカレーおじさんことAKINO LEE氏が監修する「功夫咖喱(カンフーカレー)シリーズ」です。
カンフー映画マニアでもあるAKINO LEE氏が、同じくマニアである「36チャンバーズ・オブ・スパイス 」の田中代表と意気投合した結果、生まれた功夫咖喱。中国料理に使われるスパイスと調味料を使用し、AKINO LEE氏がこれまで食べ歩いてきた経験と知識を総動員し中華カレーに落とし込んだ逸品です。

36チャンバーズ・オブ・スパイス
エスニック食品メーカー。ハイクオリティなレトルトカレーを生み出し続けるレトルトカレー業界の風雲児。社名はカンフー映画の名作「少林寺三十六房」から。社員は全員カンフー映画マニア。

功夫咖喱はこれまで2作品リリースされており、第一弾は「チャイニーズキーマカリー」、第二弾は「雲南風角煮カレー」とどちらも見るからにたいへん魅力的です。さっそく食べてみたいと思います!

チャイニーズキーマカリー

チャイニーズキーマカリー
チャイニーズキーマカリー

せっかくなので、パッケージ同様に太陰太極図のように盛り付けてみました。中華系スパイスの華やかな香りが食欲をそそります。

では、いただきます。

粗挽きのミンチがたまらない
粗挽きのミンチがたまらない

肉々しい粗挽きキーマに花椒(ホアジャオ)の痺れる辛さ。どっしりとした肉の旨味を感じます。辛さも花椒一辺倒でなく、ブラックペッパー、ラー油など多角的な刺激がとても心地よい。これはまさに中華系カレー。硬派で武骨ながらしっかり王道を歩く漢(おとこ)のカレーという印象。刺さりました。僕、これ大好きです。

雲南風角煮カレー

雲南風角煮カレーにドライパクチーをさっとふりかけて
雲南風角煮カレーにドライパクチーをさっとふりかけて

こちらも中華系スパイスの香りが広がります。チャイニーズキーマカリーにもありましたが、「ホールスパイスが気になる方は除けるように」という注意喚起がパッケージに記載されていると期待値が上がってしまいますよね。

では、いただきます。

ゴロゴロと大きなお肉とじゃがいもが嬉しい
ゴロゴロと大きなお肉とじゃがいもが嬉しい

ドンとくる辛さにドンとくる旨味!しっかりと辛いのですが、玉ねぎの甘みとトマトの酸味が優しくマイルドにし、もうひと口、もうひと口とどんどん食が進みます。四川料理の「水煮」(油入りの汁で煮込んだ中華料理のひとつ)をベースにしているとのことで、しっかりと中華の味わいを感じます。お肉とじゃがいもがゴロゴロと入っているのも嬉しい。雲南風角煮カレーとっても美味しいです。

最後に

年間1000食以上のカレーマニアが監修するレトルトカレーはやはり半端じゃなかったです。しっかり中華しつつ、カレーである。またどこか遊び心があるのも食べていて楽しいポイントでした。AKINO LEEさん、さすがです!
功夫咖喱シリーズは、成城石井のほか、オンラインでも購入可能です。
是非、お試しあれ!

スパイス料理研究家

スパイスの魅力を伝える料理研究家。 「スパイスちょい足し」レシピを発信しています。趣味はレトルトカレー収集。 レシピ開発・コラム執筆・スパイスカレーの監修などをやってます。

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