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栄養不足で睡眠の質が低下?!快眠へ導く?ビタミンDを含む食品3選

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

快眠グッズ、睡眠の質向上の食品やサプリメントなど、特にここ数年は睡眠対策商品が大きく注目されています。
新たな商品を取り入れてみることで睡眠の不調が改善するかもしれませんが、毎日の食事からとる栄養も睡眠の質に大きく影響することがわかっています。
その栄養素の1つがビタミンDです。

この記事で紹介すること
・ビタミンDの主な役割
・ビタミンDと睡眠との関係
・ビタミンDを含む食材3選

・ビタミンDの主な役割

ビタミンDは、ビタミンの中でもあまり知られていない存在かもしれませんがさまざまな役割を担っています。
体内のカルシウム濃度の調節、骨の成長促進、免疫機能調整など少しずつメカニズムが明らかになってきているものもありますが、ほかにも糖尿病や癌などにも関連性があるビタミンともいわれています。

・ビタミンDと睡眠との関係

ビタミンDは睡眠などに関わるホルモン「セロトニン」の合成に関わります。セロトニンは精神の安定や感情のコントロールにも働くので「ハッピーホルモン」ともいわれています。
セロトニンが体内で不足してしまうと睡眠の不調はもちろんですが、ストレス、イライラ感、意欲の低下、うつなどの症状も引き起こされる可能性があります。

・ビタミンDを含む食材3選

❶魚

サケ、さんま、うなぎ、かつお、いわし など
ビタミンDは比較的熱に強いビタミンです。加熱調理しても栄養が損なわれません。また、魚の缶詰にも含まれていますので、お料理が苦手な方は魚の缶詰がおすすめです。

❷きのこ類

きくらげ、まいたけ、エリンギ、しいたけ、ぶなしめじ など
生のきのこより、干ししいたけのように干した方がよりビタミンDの量が多くなっています。またビタミンDは油に溶ける脂溶性ビタミンです。生のきのこを調理する場合は油を使って調理することで吸収しやすくなります。

❸一部の乳製品

ビタミンDが添加されたヨーグルト、牛乳、チーズ など
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。もともとカルシウムを含む乳製品は、ビタミンDを加えて加工した商品が多く存在します。乳製品を購入する時はパッケージや成分表示をチェックしてみましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか。ビタミンDはあまりなじみのないビタミンの1つかもしれませんが、骨の生成や精神面、睡眠など体のさまざまな機能に必要なビタミンです。
また摂取したビタミンDの体内での働きを活性化させるためには日光に浴びることが必要です。冬場は日光に浴びる機会が少なくなるので、積極的なビタミンD摂取に加え、積極的に日光を浴びるようにしましょう。
これだけでストレスを感じにくくなったり、睡眠の質が向上したりするかもしれません。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

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