冬の夜間の乾燥に注意!睡眠時の湿度低下による悪影響3選
冬は寒さと乾燥の時期です。就寝時の「寒さ対策」はほとんどの方がされていると思いますが、「乾燥対策」は全くしていない方もいらっしゃるようです。就寝時の空気の過度な乾燥は、私たちの体へ悪影響をもたらします。
この記事で紹介すること
・睡眠時に最適な湿度は?
・就寝中の湿度低下による悪影響3選
・睡眠時に最適な湿度は?
理想の湿度は約50~60%です。
冬の時期は空気が乾燥しやすいので対策をしていなければ湿度は低下してしまいがちです。しかし逆に加湿器の使い過ぎや、通気性の悪い布団の場合は理想湿度より高くなってしまうことも考えられます。適度を目指しましょう。
・就寝中の湿度低下による悪影響3選
❶睡眠の質低下
梅雨時期など湿度が高くジメジメとした環境では寝苦しさを感じる方が多いと思いますが、逆に湿度が低すぎる環境でも質の良い睡眠は得にくいといわれています。
低すぎる湿度環境は、鼻や喉の乾燥の原因にもなり、睡眠にも悪影響です。
❷風邪をひきやすくなる
空気が乾燥していると、空気中の風邪ウイルスが舞いやすい状態です。さらに、鼻やのどの粘膜が乾燥することで、ウイルスへのバリア機能が低下してしまいます。さらに、低湿度による睡眠の質低下によって免疫力が下がる点からも、風邪をひきやすくなります。適切な湿度を保ってしっかり予防しておきましょう。
❸肌の乾燥
空気が乾燥していると、肌も乾燥してしまい負担がかかります。カサカサやツッパリ症状のほか、過度な乾燥によって炎症やかゆみ、アトピー性皮膚炎なども引き起こされやすくなってしまいます。
寝ている間は、肌の炎症部位を無意識に掻きむしってしまうこともあります。肌の保湿も必要ですが、空気の乾燥にも気を付けておきましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。寝ている間は空気の乾燥を体感しにくいですが、低すぎる湿度は身体へ悪影響となります。冬は室温だけでなく、湿度管理もしっかり行いましょう。