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顔の形にも悪影響!?睡眠中の口呼吸による意外なデメリット3選と対策を紹介

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

口を開いて口呼吸で寝る人がいますが、睡眠中の口呼吸は基本的には推奨されていません。寝ているときは無意識に口呼吸をしてしまっているという人もいるのではないでしょうか?口呼吸のデメリットを把握しておくとともに、早めの対策がおすすめです。

・睡眠中の口呼吸デメリット3選

❶いびきや睡眠時無呼吸症候群リスク!?

口を開いていることで舌が落ち込み、気道が狭くなってしまいます。いびきをかく原因にもなりますし、気道が塞がれることで呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群のリスクも高くなる可能性もあります。

❷虫歯や口臭リスク!?

口呼吸では口の中が乾燥し、唾液が少なくなります。唾液には、口の中の汚れを洗い流したり、細菌の繁殖をふせいだりする働きがあります。
口呼吸により唾液が減ってしまうことで、虫歯や口臭が強くなってしまう可能性があります。

❸口元、目元のしわへ影響!?

口を開けている時間が長いと、口周りの筋肉が衰えほうれい線が目立ちやすくなってしまいます。さらに目元のしわや顔が面長になりやすくなり、歯並びにも悪影響となる可能性があるようです。

・知っておきたい口呼吸対策

慢性鼻炎や花粉症などによる鼻づまりの場合は、鼻づまりの治療をする必要があります。季節性の症状なら内服薬や点鼻薬の活用、慢性的な症状なら医療機関への受診がおすすめです。鼻づまりを解消させることで、口呼吸から解放され、睡眠の質の向上、日中の快適さが上がります。

一方で鼻づまり症状がないにもかかわらず、口呼吸をして寝てしまう人は、鼻呼吸用の口テープを貼って就寝する方法や、口周りの筋肉を鍛えるトレーニングをする方法もあります。自分に合った対策を試してみましょう。

鼻呼吸に変えることで、口呼吸より酸素吸収量が上がることもわかっています。日中も夜快適に過ごすために、早めの対策がおすすめです。

さいごに

口呼吸で寝ていると様々な悪影響がありますし、口呼吸により睡眠の質が低下してしまうと、日中の疲労感、免疫力の低下、集中力の低下、肥満傾向、糖尿病リスク上昇など、あらゆる体の不調が引き起こされる可能性があります。
意識的に口を閉じて鼻呼吸をするようにしたり、鼻づまりが続いている場合は鼻づまりの治療を行ったりと、早めの対策をおすすめします。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

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