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【名古屋市中村区】南西アジア写真展始まる。友好深めるきっかけに

サファーライター(名古屋市)

名古屋市中村区のJICA中部「なごや地球ひろば」では、パネル展「世界一高いところへ」が開催中です。

日本・南西アジア交流年

今年、日本はバングラデシュとの外交関係樹立50周年、インド・パキスタン・スリランカそれぞれとの外交関係樹立70周年、モルディブとの外交関係樹立55周年、ブータンとJOCV(青年海外協力隊)派遣取極締結35周年、ネパールとの留学生交流120周年という節目の年を迎えることから、外務省は2022年を「日本・南西アジア交流年」と定めています。

パネル展「世界一高いところへ」

「日本・南西アジア交流年」にあわせ企画された写真展では、南西アジア各国(バングラデシュ、ブータン、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカ)でJICA職員やカメラマン、JICA海外協力隊隊員によって撮影された人々の暮らしや自然風景の写真、約50点が展示されています。

2階の会場入り口では、南西アジアで祈りをささげる時に使われている道具がお出迎え。振ってみると、ガラリンガラリンと異国情緒あふれる厳かな音色。パネル展の世界に引き込まれました。

街角や人々の写真は生活感たっぷりで旅行気分が味わえますよ。またエベレスト(ネパール)やツェンダガン(ブータン)などの雄大な山々の写真を眺めていると、日頃の悩みを忘れてしまいそう。

見事な刺繍が施されたバングラデシュの布も
見事な刺繍が施されたバングラデシュの布も

職員の方は「南西アジアは、場所や宗教、言語などまだまだ知られていないことが多い。写真を通じて各国を身近に感じてもらい、友好関係を深めるきっかけにしてもらえたら」とおっしゃっていました。 期間は12月18日(日)まで。素敵な写真の数々をぜひご覧くださいね。

イベント情報

10月29日(土)には来館者100万人達成記念イベント「研究者1日体験!つくろう、みんなの世界地図」(小学生以上対象、要予約、参加費無料)も企画されています。詳細は公式サイトよりご確認ください。

■施設紹介

JICA中部 なごや地球ひろば

・住所:名古屋市中村区平池町4丁目60-7

・アクセス:あおなみ線 ささしまライブ駅下車徒歩5分/各線 名古屋駅下車 徒歩13分

・開館時間:10:00‐17:00

 (最新の開館情報・カフェ、ショップの営業時間は公式サイトでご確認ください)

・休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館)

・駐車場:建物南に位置するマーケットスクエアささしま4Fの有料駐車場をご利用ください

・入場無料

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過去のイベントの様子は以下よりご覧ください。

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ライター(名古屋市)

名古屋在住。会社員、ちょっとの海外生活を経て今に至ります。名古屋で働き、暮らしながら「虫の目」で見つけた気になったもの、「素敵ね」と思ったことをのんびりと発信しています。「ワクワク」や「美味しい」、「へぇ~!」にテクテク歩いて出会っています。ラジオが好きで、聞きながらあちこちへ行く毎日。白黒の猫と暮らしています。

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