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【時短・省エネ】圧力鍋とカセットコンロでごはんを炊いてみた。何分かかる?ガスボンベはどのくらい減る?

さいとうあきこ圧力鍋研究家

圧力鍋といえば、時短!省エネ!の代表選手ですね。

でも、実際にどのくらい、時短や省エネになるのか?を検証してみました。

圧力鍋で2合のお米を炊いて、

・火をつけている時間

・食べられるまでにかかった時間

・ガスボンベの使用量

を検証。さて、結果はいかに?

*圧力鍋でのごはんの炊き方(ゼロ活力なべ使用)*

材料

・米   2合

・水   360〜400mL

1)米は洗って分量の水に〈30分以上〉つけておく
圧力鍋の取説には、水つけ不要と記載されているものも多いですが、
水つけしてから炊く方が冷えた後もふっくらおいしいのでおすすめです

2)圧力鍋に(1)の米を、つけ水ごと全部入れ、表面を平らにする

お米と水を入れたら、表面を平らにすること。水に浸かっていないお米は芯が残ります
お米と水を入れたら、表面を平らにすること。水に浸かっていないお米は芯が残ります

3)圧力鍋のふたを閉めて火にかける(ゼロ活力なべの場合は「白オモリ」使用)

4)沸騰して圧力がかかったら、オモリの揺れが止まらない程度の弱火にして1分間(※)加圧調理する
※ゼロ活力なべ白オモリ使用時。
他の圧力鍋の場合は、加圧時間が異なります。付属のレシピ集などでご確認ください。

5)時間になったら火を止める。そのまま圧力が下がるまでしばらく待つ

写真中央あたりの黄色いピンが下がれば、圧力が下がった合図(ゼロ活力なべの場合)
写真中央あたりの黄色いピンが下がれば、圧力が下がった合図(ゼロ活力なべの場合)

6)圧力が下がったらふたをあける。ごはんをほぐして、余分な水蒸気を逃せば炊き上がり

つやつや、もっちりとした炊き上がりです
つやつや、もっちりとした炊き上がりです

検証結果はいかに?

ゼロ活力なべ(S)を使用して、2合のお米を炊いて検証した結果

火をつけている時間

最初は強火→圧力がかかったらオモリが止まらない程度の弱火 

4分30秒

炊き上がりまでにかかった時間

調理開始から、圧力が下がってふたが開けられるようになるまで

13分30秒

〈ガスボンベ〉の減り具合

今回、調理前と調理後の〈ガスボンベ〉の重さを計って使用量を計算しました。

・調理前(未使用) 351g

・調理後      337g  

炊飯1回で、14gのガスを使用しました。

調理前と調理後のガスボンベの重さを計って検証
調理前と調理後のガスボンベの重さを計って検証

ガスボンベ1本で、何回ごはんが炊ける?

新品のガスボンべのガスの重さは、1本あたり250g(容器の重さを含まない状態)なので、割り算で回数を計算すると、

250÷14=17.8571429

つまり、単純計算ですが、
ガスボンベ1本で2合のお米が17回炊けるということになります。
(ゼロ活力なべ使用時)

他の圧力鍋を使用した場合や、気象条件や室温、圧力鍋の状態などで差が出ることがありますが、15回程度は炊けます。

圧力鍋で炊いたご飯は、ふっくらつやつやで、安いお米でもおいしく炊けると好評です。

普段は炊飯器でごはんを炊いているという方も、いざという時に慌てないように、
圧力鍋での炊飯を試してみてはいかがでしょうか?

こちらの動画でも詳しくご説明しています。

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圧力鍋研究家

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