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【黒豆】水戻し不要!〈圧力鍋〉でスピード黒豆

さいとうあきこ圧力鍋研究家
黒豆を戻し忘れてた!というときでも大丈夫。思い立ったらすぐに作れるレシピです

圧力鍋研究家のさいとうあきこです。

おせち料理の代表といえば、やっぱり黒豆ですよね。

でも、黒豆は、一晩(6時間以上)かけてじっくり戻す必要があります。

「もう大晦日だし、間に合わなーい!」

と諦めるのはまだ早い!

圧力鍋があれば、水戻ししなくても1時間程度で黒豆が作れちゃう!

じっくり戻してふっくら煮た黒豆と比べてしまうと、
少し歯応えがあり、シワも入ってしまいますが、

今すぐ作りたい!お正月に間に合わせたい!というときには

ぜひ、お試しください。

圧力鍋で〈スピード黒豆〉の作り方

材料

・黒豆 100g
・水  2カップ(400mL)

・砂糖 60〜80g

・塩  ひとつまみ

黒豆は、新しい豆をお使いください。古い豆だと柔らかく煮えにくいです
黒豆は、新しい豆をお使いください。古い豆だと柔らかく煮えにくいです


1)洗った黒豆と分量の水を圧力鍋に入れる

黒豆は使う直前にさっと洗ってください。表面が乾くとヒビが入って破れやすくなります
黒豆は使う直前にさっと洗ってください。表面が乾くとヒビが入って破れやすくなります


2)ふたをしめて、高圧(赤オモリ)にセットして火にかける。
沸騰して圧力がかかったら、3分加圧調理する。
※アサヒ軽金属「ゼロ活力なべ」赤オモリを使用しました
※圧力鍋によって加圧時間が異なります。3〜10分の間で調整してください
(心配なら長めの加圧時間に)

3)時間になったら火を止めて、圧力が下がるまで余熱でしばらく置く。

4)圧力が下がったら、ふたを開けて、砂糖・塩を加えてさっと混ぜる。

この時点では、黒豆はまだ柔らかくなっていません
この時点では、黒豆はまだ柔らかくなっていません

5)もう一度ふたをして、高圧(赤オモリ)にセットして火にかけ、
沸騰して圧力がかかったら、1分加圧調理する。

※アサヒ軽金属「ゼロ活力なべ」赤オモリを使用しました
※圧力鍋によって加圧時間が異なります。1〜5分を目安に調整してください
(心配なら長めの加圧時間に)

6)時間になったら火を止めて、圧力が下がるまで余熱でしばらく置く。

7)圧力が下がったら、ふたを開け、中火にかけて軽く煮詰める
(豆が煮汁から出ない程度に)

煮詰める前の状態。煮詰めて煮汁につけている間にもう少し柔らかくなります
煮詰める前の状態。煮詰めて煮汁につけている間にもう少し柔らかくなります

8)煮汁ごと容器に移して冷ます


※煮上がったすぐは、豆の色が抜けて茶色っぽくなっていても、煮汁につけて冷ますことで、黒い色が戻ります。

※保存する時は、豆が煮汁から出ないように、乾燥しないようにご注意ください
ポリ袋などを活用して、なるべく空気に触れないように保存するのがおすすめ

作り方は動画でもご紹介しています

自家製の黒豆は、市販品に比べて甘さが控えめです。
あまり日持ちしませんので作ってから4日を目安にお召し上がりください。
それ以上保存する場合は、一度なべなどに移して、しっかりと加熱してください。

残った煮汁はヘルシードリンクに

黒豆の煮汁には、黒豆の色素であるアントシアニンがたっぷり!

お湯で割って、しょうがや柚子を加えたり、

牛乳や豆乳で割った「黒豆ラテ」もおすすめです。

ぜひ、お試しください。











圧力鍋研究家

圧力鍋で時短!簡単!満点ごはん♪を合言葉に、毎日の食事作りに気軽に作れる、圧力鍋のレシピや使い方を発信しています。圧力鍋は怖くない!楽しく使える情報をお届けします。

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