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1月7日は【七草がゆ】圧力鍋なら時短でとろーり!お粥レシピと大切なポイント

さいとうあきこ圧力鍋研究家
七草がゆで、一年の無病息災を祈りましょう

こんにちは

圧力鍋研究家のさいとうあきこです。

1月7日は、人日の節句。

「七草がゆを食べる日」という方が、なじみ深いかもしれません。

一年の無病息災を祈って、また、お正月のごちそうで疲れた胃腸を休めるため、1月7日の朝食に「七草がゆ」食べるという風習があります。

お米から炊くおかゆは、普通のお鍋なら、30分ほどコトコト煮込む必要があり、意外と時間がかかります。

でも、圧力鍋なら、わずか数分加圧調理するだけ。

あとは火を止めて余熱調理で作れるので、時短でできて、手間がかかりません!

しかも、普通のなべに比べて、ねっとりとろーり!お米の甘さを感じます。

今回は、

圧力鍋を使った基本のおかゆの作り方と、注意すべき点をご紹介します。

圧力鍋で「基本のおかゆ」全がゆ(米に対する水の量が5倍)の作り方

圧力鍋で作るおかゆはねっとり、とろーり。お米の甘さを感じます
圧力鍋で作るおかゆはねっとり、とろーり。お米の甘さを感じます

材料(3リットルサイズの圧力鍋での最大量)

・米    1合

・水    900mL

・塩    小さじ1

1)米は洗って水気を切り、圧力鍋に入れる

2)米の5倍量の水と分量の塩を加える

※おもゆが吹きこぼれやすいので、
圧力鍋の容量の1/3以下を目安にするのがおすすめです

3)圧力鍋のふたをして、火にかける

4)沸騰して圧力がかかったら、弱火にして3分(※)加圧調理する

※ねっとりとした仕上がりを目指したので、3分加圧しました。
さらりと仕上げるなら、加圧時間は1分でもOK(ゼロ活力なべ 赤オモリ使用時)
※仕上がりのお好みや、使う圧力鍋により加圧時間が異なります。

5)時間になったら火を止めて、圧力が下がるまでしばらく待つ

6)圧力が下がったら、ふたを開けて、全体を混ぜる

七草がゆにする場合は、茹でて細かく刻んだ「春の七草(青菜)」を仕上げに加える

動画でも詳しくご紹介しています

春の七草とは?

七草パックの中身(一例)
七草パックの中身(一例)

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)が「春の七草」
この時期になると、パック詰めされたものが売られていますが、無ければ手に入る青菜をさっと茹でて代用しても大丈夫。

生のまま刻んで加える方法もありますが、少し癖が強いものもあるので、さっと茹でてから加える方が食べやすいです。

圧力鍋でおかゆを作る時のポイント

おかゆを炊く時は、「おもゆ」がふきこぼれやすいため、

一度に調理する分量は、圧力鍋の深さの1/3以下(豆類最大量)にすることをおすすめします

調理量を守っていても、まれに蒸気ノズルや圧力調整装置から
おもゆが少しふきこぼれることがあります。

その場合は、使用後に蒸気ノズルや圧力調整装置などを念入りにお手入れしてください。そのまま放置すると、汚れが蓄積して蒸気ノズルが詰まらせたり、安全装置がうまく働かなくなる危険性があります。

※お手入れ方法は、圧力鍋の取扱説明書でご確認ください。

圧力鍋での基本のおかゆの作り方は、覚えておくと、

七草がゆはもちろん、離乳食や風邪をひいてしまった時などにも使えます。

圧力鍋で炊いたおかゆは、ねっとりとろーりしているので、

体の中からぽっかぽかに温まりますよ。

今年1年の無病息災を祈って、

1月7日の朝食には、ぜひ、「圧力鍋で七草がゆ」をお試しください。

圧力鍋研究家

圧力鍋で時短!簡単!満点ごはん♪を合言葉に、毎日の食事作りに気軽に作れる、圧力鍋のレシピや使い方を発信しています。圧力鍋は怖くない!楽しく使える情報をお届けします。

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