【ガーデニング】ラナンキュラスラックス 無限に増え続ける?株分けしました
ラナンキュラスラックス、最初に購入したのは3年前のこと。園芸店に12月末頃から入荷し、今の時期も店頭に並んでいます。品種も数多く、毎年どれを買おうか楽しみにしている人も多いお花です。
ラナンキュラスラックスの良いところ
ラナンキュラスラックスは一般的なラナンキュラスと比べ
- 花付きがよい、花数が多い
- 夏も植えっぱなしで大丈夫
- ある程度の耐寒性もある
- 年々株が増える
管理しやすく、地植えでも鉢植えでも楽しめ、ボリュームもあり、春のお庭で間違いなく目を引くポイントになります。
3年前に地植えしたラナンキュラスラックスに異変?
ラナンキュラスラックスは水はけのよい土に植えます。夏の間は特に何もすることがなく、10月頃に芽が出てきます。鉢植えの場合、雨が当たらないところに置いて乾燥させても大丈夫です。涼しくなってから徐々に水やりを開始します。
今年も、いつ芽が出てくれるか楽しみにしていました。3年前と2年前に地植えした品種、2年前の株は10月に出てきましたが、3年前に植えた株は芽が出るのも遅く、その後の成長も1年前に比べて、葉が小さく順調とは言えない様子でした。
これは掘り返してみるしかない、と、別の場所に植え替えることにしました。
掘ってみると、近くの植物の根も混じり合って、根っこだらけでした。根を傷つけないように掘り起こし、球根を分けました。というより、掘っているうちに球根が分かれました。
ラナンキュラスの株分け 時期と方法
根が少ないものもあり、ちゃんと生かせるか心配でしたので、地植えと鉢植えに分けて植えることにしました。
ラナンキュラスの株分けは、花後よりも秋にするほうがいいようです。花後は暑くなると地上部は枯れてなくなり、休眠期になります。秋に株分けすれば、その後、根を増やし地上部も充実しますので、成長期を迎える時期に株分けする方が安心です。
根が多いものを地植えしました。黄色くなっている葉がありますが、掘り出して株分けし、根を触って切れたりしているので仕方ないと思います。ですが、中心部に新芽が出てきていますので、無事、株分けして植え付けることができました。
根が多かった2株は地植えしましたが、残りは鉢に植えました。今年の花は少ないと思いますが、このまま葉を増やし、株を充実させて夏越しさせたいと思います。
最初は1株で植えたラナンキュラスラックスですが、こんなに増えました。登録品種の植物なので、人にあげることもできず...嬉しい悲鳴と言わざるをえません。ですが、今年の夏も猛暑予報です。消えてしまう株もあるかもしれません。そういう意味では株を増やしておけば、全部だめになるとは思えないので安心です。でも、やっぱり、毎年どんどん増えそうですね...
昨年鉢植えしたアリアドネ
3年前に植えたものを今年株分けしたので、来年は2年前に植えたものを株分けする必要があると思います。今年は2月に分けてしまったので、次は秋に芽が出たら分けます。
上の画像は1年前に鉢植えにしたアリアドネです。小さいポット苗でしたが、今年は2株に増えて鉢を隠すほどのボリュームになっています。花芽も見えて、開花までもうすぐです。お店で売られているものは冬に咲かせてありますが、家庭で管理すると花は今頃になります。これから4月がピークとなり、あとは気温が上がってくれば葉が枯れてきます。枯れたら、地上部をカットして、球根はそのままにしておきます。
最後に、今回株分けしたグレーシスの2年前の様子です。株の高さは70~80センチ程度あり、花もたくさん咲きますので楽しめます。
たくさんの品種がありますので、ぜひお店でチェックしてみてくださいね。