1人でサクッとディナー、まったり友人とランチ、ドリンクを飲みながらの商談、マッチングアプリで出会った相手と初デート。姫路駅近くの「喫茶フクナガ」は、どんな用途にも応えてくれます。人気のカレーやクリームソーダに加え、新メニュー「大人様プレート」が登場しました。

用途に合わせて選べる多種多様な席

うさぎがキャラクター。しっかり者で仕事ができる感があふれている。

階段かエレベーターで2階へ。扉を開けると、広～い。のびのびっ。
ブルーを基調とし、差し色にイエローを。2022年4月のオープン前に、内観やメニュー構成といった研究のため名古屋、福岡、東京の喫茶店巡りをしたというオーナーの福永欽弥さん、佳澄さん夫妻。その中にブルーの壁の店舗がありピンときたそうです。

ブルー、そしてジャズが流れる喫茶店って姫路では珍しい！
市内で「食菜家うさぎ」を展開する、うさぎグループ社長の欽弥さんが新業態を考えたとき、自身の好きな「ジャズ・コーヒー・カレー」を盛り込めるのが喫茶店という結論になりました。

ソファにテーブルにボックスにカウンター計37席が用意されていて、昼夜通して魅力的なメニューがそろっています。プレート、カレー、パスタ、サンドイッチ、スイーツ、ドリンクなど。

胸躍る見た目も味も映えるメニュー

黒ビーフカレーを食べずして、フクナガを語れません。
欽弥さんが学生時代に心をつかまれた東京と福岡に1店舗ずつあるカレー店の味をモチーフにフクナガテイストを加味。うさぎグループのスタッフ15人が試作し、開発に1年をかけたそうです。

中辛というものの、やわらかい辛さ。旨味があって10種のスパイスが合唱しているような。ビーフに絡ませたときは、大合唱。

グリーン、ブルー、レッド、イエロー、パープルの5種のクリームソーダが映えるのは見た目だけではありませんでした。夫妻であらゆるメーカーのクリームソーダベースを取り寄せ、選りすぐったものを採用。アイスもバニラかヨーグルトをフレーバーに合わせて。

グリーンはメロンにバニラアイスのせ。すっきりしていて、短時間で飲み干しました。

先日からスタートしたプレートメニューはA、Bの2種類です。この日のプレートBはチキン南蛮、カキフライ、生ハムクリームチーズ巻き、キャベツサラダからヨーグルトまで。ソースも含めて食材の組み合わせが抜群のバランス。

調理は、うさぎグループのプロ集団が担っています。定期的に佳澄さんも味に変化がないかをチェックしているとか。

見た目も味も映えるメニュー、さまざまなシチュエーションに対応できる店内、姫路駅近くのシックなスポットです。