【姫路市】黄金のスパイス配合比率! パワーがあふれ出し、気持ちが切り替わるカレー。ついに姫路へ
「ちょっと、この薬膳カレー、どうなってるの?」。昨春、加古川市内のシェアキッチンに出店していた「ヒロさんちのスパイスカリー」でランチをしたときの感想。スパイスの配合の妙に感激し、姫路市内での間借り営業を待ちわびていたのです。
人気店のレシピを受け継いだ薬膳カレー
「ヒロさんち―」は2022年10月にスタート。加古川ワインバルの姉妹店で、惜しまれながら閉店した「CURRY STAND kakogawa」のスタッフだった松川ひろ子さん(ヒロさん)が立ち上げました。メニューの一つ「旬野菜の薬膳カレー」は「CURRY STAND―」のレシピを引き継いでいます。
営業日は間借りやイベントを中心に月8回ほど。姫路では数カ月前から御国野町のYAIRAで出店が始まりました。
入り口付近ですでにスパイシーな香りが漂っています。この日は「旬野菜の薬膳カレー」、「フレッシュレモンのチキンカレー」と「2種合いがけ」。
千姫は「2種合いがけ」に。
副菜も手が込んでいるのです。
塩麹とレモンで和えたキャロットラぺ、クミンとレモン風味のサツマイモ。
「旬野菜の薬膳カレー」がプレートへ。
約15種類のスパイスが入っています。ポカポカと温まる冬ブレンド。ショウガパウダー多め。野菜は主に有機栽培の地元農家から。
続いて「フレッシュレモンのチキンカレー」。
ヒロさんがイベントで出合った高砂市阿弥陀町産のはちみつを使うことを前提に考案したメニューです。「はちみつには、レモンとチキンがぴったりだと思って」と。
全体において、オリーブオイルやハーブ塩といった調味料も上質なものを使用しているとのことです。
食して4時間後にもパワー炸裂!
出来上がり。
「旬野菜の薬膳カレー」はスパイスの配合の妙を再確認。元気があふれ出てきます。ひよこ豆、ビーツ、ニンジンなどの食感を含め、バランスが秀逸。
「フレッシュレモンのチキンカレー」に、はちみつを投入。スパイシーさを残しつつ爽やかな味わいに。副菜も、はちみつをかけて。
はちみつは万能! 食後のチャイにも。豆乳で割ってあるのと、はちみつの甘みでまろやか。
昨春、薬膳カレーを食した際には「元気が出る」と感じただけだったのが、今回は「元気が出る」+「気持ちの切り替えができる」と感想に変化が。驚くべきは4時間後。千姫の場合、再度体内から力がみなぎってきたのです。「パワー!」「ヤー!」
ヒロさんが調理をするにあたって努めているのは、心を一定に保つこと。「イライラしていると味に出てしまうから」
店舗を持つのが目標だそう。しばらくは「追っかけ」を続けようっと。
1月のYAIRAでのメニューは薬膳カレーとエビカレーの予定。お楽しみに。
ヒロさんちのスパイスカリー
●1月の出店情報
【加古川】
兵庫県加古川市加古川町寺家町163-6の加古川ワインバル
15日(月)11:30〜15:00
16日(火)11:00~14:00
駐車場:なし
【姫路】
兵庫県姫路市御国野町深志野480-1-1のYAIRA
20日(土)~22日(月)、28日(日)、29日(月)11:30〜15:00
駐車場:あり
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