【姫路市】姫路から世界へ。姫路クラフトビール協会が山田錦と麦芽を合わせた独創的なビールを発表!
ありそうでなかった個性的な味、だという姫路発のクラフトビールが姫路クラフトビール協会から2月23日に誕生。協会メンバーで姫路市内に醸造所を構える「Egret Brewery」「姫路鳩屋麦酒」「Free Spirits Brewing」「KOGANE」のタップバーと「本と酒 鍛冶六」(姫路市網干区)の角打ちスペースで楽しめます。
千姫、製造現場の「Egret Brewery」へ。
姫路お土産ビールの開発を
新クラフトビールの名は「~ Chill da BEER(チルダビール)」。
チルダ記号(~)で、「姫路~(から)」「イチ~(から)」「これ~(から)」を表現しています。
2022年、姫路においてクラフトビール文化を普及させようと4社で協会を設立し、志を同じくする「本と酒 鍛冶六」も参加。これまで数回、姫路駅前でのビアイベントを実施してきました。
今回「共同でお土産ビールを開発しよう」となったのは、姫路城世界遺産登録30周年という節目だったことや大阪万博の開催を見据えて。
ゆくゆくは缶や瓶製品も販売する予定で、ラベルは姫路市在住の高校生アーティスト・松本にいなさんのデザイン。
まるで前衛芸術のよう。ビールの泡や「~」が投影されていて、新しいクラフトビール界の幕開けを予感させます。
味わいはまろやかでフルーティー
製造所は期間ごとに変わります。「Egret Brewery」のディレクター・池内正雄さんに「トップバッターはうち、5月からは『姫路鳩屋麦酒』と順々に」と聞きました。
まさに「Egret Brewery」では、ヘッドブルワーの入山航さんによる樽詰め作業が。
「ベースのビールの製法がシンプルなので、特徴を出すため、炊いたお米と麦芽を合わせて仕込んでいます」と説明を受けました。そのお米が兵庫県産の山田錦。酒米のイメージなのにビールに使われているなんて。珍しい。
この日の千姫の交通手段は車。「あかん! 絶対、飲酒運転」とのことで、香りのみにとどめました。まろやかで、すっきり、フルーティー。「実際、飲んでもその通りです」と入山さん。
まずは2月23日~(から)、タップバーと角打ちスペースでグラスを傾けましょう。
姫路から全国、世界へと果てしない広がりを願いながら。
「~ Chill da BEER」
Egret Brewery
姫路鳩屋麦酒
Freespirits Brewing
KOGANE
本と酒 鍛冶六
問い合わせ:姫路クラフトビール協会事務局(本と酒 鍛冶六 内) 濱田さん
079-280-4347