【2024年】病院受診!年明けなどの連休後に混む時期を上手に避けるスケジュールを一挙解説!
年末年始の病院の連休。2024年は12月29日から1月3日の6日間です。体調不良が続いていた方は自宅療養の約1週間をなんとか乗り越えて、病院受診を検討し始める方もいるでしょう。
「病院の診療が開始になったけれどもできれば混雑は避けたい」とお考えの方もいるのでは?また、年末年始だけに限らず、連休後の病院受診は混雑が付きものです。
この記事では、病院の外来診療に従事していた筆者が、2024年の連休後に生じる病院受診の混雑予想を一挙解説しています。
年末年始の混む時期は、診療開始後1週間が目安
年末年始に限らずですが、連休後の1週間は比較的外来診察が混み合いやすい時期です。
2024年だとおよその目安は…
1/4(木)~1/10(水)
念のため1/11(木)〜1/12(金)も避けておいた方が無難ですね。
「連休後の1週間がどうして混むのか?」という理由は
外来に定期受診される患者さんが一気に押し寄せるためです。
この理屈から考えると2024年1月15日の月曜日も非常に混み合うことが予想されます。
2024年が明けてからの月曜日は1月1日と1月8日、両日ともに祝日のため外来診療は休みです。つまり、月曜日に受診しようと考えていた患者さんが1/15(月)に一気に受診することが予測できます。
結論から言うと 2024年1月の病院の外来混雑予想日は
・1/4(木)
・1/5(金)
・1/9(火)
・1/10(水)
・1/11(木)
・1/12(金)
・1/15(月)
となります。
1ヶ月に1回の定期受診などがこれらの日時にぶつかるようでしたら、薬の残り具合などを考えて受診日の変更を検討しても良いかもしれません。
2024年の中で混雑する予想が立つ日は?
2024年中にある、連休後の1週間は外来診療が混み合うことが予想されます。
連休後の1週間は年中限らず混み合うことが予想されるので、その時期を避けて受診できるように、外来受診日を調整できるのが望ましいですね。
毎年連休後に混雑が見られるのは
・ゴールデンウィーク
・お盆
・シルバーウィーク
です。
2024年のゴールデンウィークは
前半が4月27日(土)〜29日(月)の3日間、後半が5月3日(金)〜6日(月)の4日間。カレンダー上は平日である4月30日(火)〜5月2日(木)も休みにして、最大10連休にする方もいるでしょう。
ゴールデンウィーク後の混雑予想は
・5/7(火)
・5/8(水)
・5/9(木)
・5/10(金)
・5/13(月)
です。
2024年のお盆は
通常お盆は8/13(火)〜8/16(金)の4日間ですが、2024年は8/10(土)、8/11(日・山の日)、8/12(月・振替休日)がくっつくので大型連休になりそうです。
お盆後の混雑予想は
・8/19(月)
・8/20(火)
・8/21(水)
・8/22(木)
・8/23(金)
です。
ただし、お盆は国が定める正式な祝日ではないため、大きな病院は8/13(火)~8/16(金)は平日とみなし診療をしているケースもあります。
2023年の実績を確認すると、自分の受診している病院が夏季休暇を取得しているかどうかの判断ができます。お盆を夏季休暇としていないのであれば、混雑予想は
・8/19(月)
となりますね。
2024年のシルバーウィークは
大型連休にはなりません。しかし、週末+月曜日の祝日が2回続く9/14(土)、9/15(日)、9/16(月・敬老の日)の3連休と、翌週の9/21(土)、9/22(日・秋分の日)、9/23(月・振替休日)となります。
シルバーウィーク後の混雑予想は
・9/30(月)
のみとなります。
日本はハッピーマンデー制度で月曜日・火曜日は外来診療が混みやすい
日本では、国民の祝日に関する法律により、振替休日について以下のような指標があります。
旅行業界などでは「ハッピーマンデー」と称されており、思わぬ連休が生じる振替休日のことです。
「最も近い平日」と定められているので、必然的に月曜日はおやすみになりがち。
逆にいうと、病院の外来診療においては「祝日となった翌日の火曜日」や、定期で月曜日を受診日にしている人が一気に押し寄せる「連休後初回の月曜日」は混みやすい日といえます。
2024年のカレンダーで見てみると、以下の日が混雑日と予測できます。
・1/9(火)
・1/15(月)
・2/26(月)
・4/30(火)
・5/7(火)
・5/13(月)
・7/16(火)
・7/22(月)
・8/13(火)※夏季休暇を取得していない病院のみ
・8/19(月)
・9/17(火)
・9/24(火)
・9/30(月)
・10/15(火)
・10/21(月)
・11/5(火)
・11/11(月)
持病などによる定期受診が月曜日・火曜日である場合には、別日の受診を検討すると混みやすい日を回避できるかもしれません。
(まとめ)定期受診の場合、薬の処方日数を調整し受診日の変更を検討してみる
1ヶ月に1回や3ヶ月に1回などのペースで、定期受診をしている患者さんもいらっしゃるでしょう。
もしあなたの受診日が月曜日や火曜日であるならば、2024年を見てみると多くのタイミングで混雑予想日とぶつかりそうです。
できるだけ病院受診に時間をかけたくないと考えるならば、受診の曜日を調整できる工夫を取り入れてもよいでしょう。
また月曜日や火曜日をどうしても受診日にしたい場合は、今回紹介した日時を把握し、近づいてきた時に担当医師に少し多めの日数分薬を処方してもらい混雑予想日を避けるようなスケジューリングも大切です。
不意の体調不良で、我慢できるようなら市販の薬などを飲みながら様子を見て、混雑しない日に病院の受診を検討してみるのも良いでしょう。
2024年の病院混雑予想を一挙紹介しましたので、今年度の病院受診の参考にしてくださいね。