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ゼムクリップを蚊取り線香スタンドに!【裏技】テントペグを使えば吊るす事も可能

たびんちゅや節約キャンプ研究家

ゼムクリップとは書類を挟んで留める時に使うハリガネを巻いた形のクリップのことです。

このクリップ、いつの間にか引き出しに溜まってくることもありますよね。

実は、このクリップがキャンプでは意外と重宝することが多いのです。

クリップの針金が細くて丈夫なので、キャンプ道具の修理やメインテナンスに使えるのです。

今回はゼムクリップを使って蚊取り線香を立てたり、吊るしたりする裏技を紹介します。

地面にさす

まずは二重に巻かれているクリップを下の写真のように開きます。

そして、内側の短い方の針金を くるっと一周巻いてコブを作ります。

反対側の針金は、真っすぐに伸ばしておきます。

そして、巻いた針金を蚊取り線香の中心に差します。

針金を巻いたコブの部分がストッパーの役割を果たします。

そして、蚊取り線香をひっくり返して地面に差すと蚊取り線香立てとして使えます。

ペグをスタンドにする

先程伸ばしたゼムクリップをペグに巻き付けます。

くるっと一周巻くだけでオッケーです。

先程と同様に針金の反対側に蚊取り線香の中心を差し込みます。

そして、ペグを地面に差せば蚊取り線香立てになります。

吊り下げる

ゼムクリップを開くとS字フックのような形になります。

内側の短い方の針金を蚊取り線香の中心に引っ掛けます。

このような状態になります。

あとはカラビナに引っ掛ければ、ランタンハンガーやロープに吊り下げる事ができます。

ただ、蚊取り線香が空中にあると火傷の危険があるので要注意です。

ペグに吊るす

ペグを2つ使ってハンガーを作る方法もあります。

ペグの打ち込み部分先端部分を百均の面ファスナーを使って固定します。

あとはペグを地面に打ち込むだけです。

この状態なら、ランタンハンガーに吊るすよりヤケドの危険は少ないでしょう。

蚊取り線香スタンドの製作

ゼムクリップを2つ使って蚊取り線香スタンドを作ります。

まずは外側の長いハリガネを直角に伸ばします。

そして、2つのハリガネを重ね合わせます。

この時、ハリガネの先端は お互いに外向きになります。

そして、10円玉を2枚使ってクリップを挟みます。

こうすることでクリップ同士を強固に固定することができます。

あとは、2本のハリガネを指でグルグルと巻いていきます。

最後の仕上げは10円玉で巻くと指が痛くありません。

反対側は伸ばしてスタンドの脚にします。

形を整えて完成です。

製作したスタンドを蚊取り線香の中心に差し込みます。

スタンドの脚の形は地面の状況に応じて変えると良いでしょう。

針金が細いので簡単に変形させることができます。

安定感抜群の蚊取り線香スタンドです。

パワー森林香にもフィットします。

また、ハリガネの先端を工夫すれば折れた蚊取り線香も挟むことができます。

最後に

キャンプの修理キットの中に2つほどゼムクリップを忍ばせておくと、何かの役に立つと思います。

これからの季節、蚊取り線香を使う機会が増えると思いますが、スタンドを忘れてしまったり、蚊取り線香の設置を増やしたい場合に試してみてはいかがでしょうか?

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