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シングルバーナーの輻射熱でガスボンベが過熱される問題!百均のアルミ皿で作った遮熱板で安全対策!

たびんちゅや節約キャンプ研究家

キャンプ用ストーブを使って調理をしたり、暖を取っているとバーナーからの輻射熱でガスボンベやテーブルが触れないほど熱くなることがありますよね。

特にガスボンベは過熱されると爆発の危険があるので気を付ける必要があります。

そこで、百均の使い捨てアルミ皿で遮熱板を作って対策してみました。

この記事では簡単に作れる遮熱板の作り方を紹介します。

百均のアルミ皿

使用するアイテムは百均のアルミ丸皿(直径22cm)です。

バーバーキューの時に、焼き肉のタレ皿や取り皿として活躍する使い捨てのお皿ですね。

アルミ皿の加工

まずはアルミ皿の平らな部分をハサミで切り取ります。

切り口が鋭利になっているので怪我をしないようにゴム手袋をつけて作業すると良いでしょう。

そして、切り取った皿の縁部分を指で等間隔に5mmほど折り曲げます。

その後、折り曲げた重なり部分を爪を使って潰します。

これで、縁の鋭利さが無くなったので素手で皿を触っても怪我をすることはありません。

ストーブの型取り

次に先ほど切り取った皿に使用するシングルバーナーをのせて型取りをします。

ガスボンベとの接合部分の直径に合わせて穴をあけます。

ここもハサミを使って切ります。

そして、穴の周囲に5mmほどの幅で切り込みを入れます。

その切れ込みを折り曲げます。

ここも縁が二重になったことで怪我の防止になりますが、強度もアップしています。

これで遮熱板の完成です。

ガス式ストーブに取り付け

早速、先ほど作った遮熱板をシングルバーナーに取り付けます。

ガスボンベ(OD缶)とバーナーの間に取り付けていますが、少し余裕を持たせています。

注意点として、ガス缶の取り付けネジに干渉させないように取り付けます。

遮熱板が間に挟まってしまうと、ガス漏れの原因になりますからね。

上から見ると、ガスボンベ全体を遮熱板でガードしていることが分かります。

これなら、大きな鍋で調理した時でも輻射熱がダイレクトにガス缶に伝わりません。

ただ、火力調整ツマミは熱くなるので ご注意を。

ガソリン式ストーブに取り付け

次にガソリン式シングルバーナー用の遮熱板を作ってみました。

今回は大きな遮熱板を作るので皿全体を使います。

まずは、アルミ皿を木板に挟んで平らに潰します。

そして、先程と同様にバーナーとゴトクの形に合わせてハサミでカットします。

この遮熱板はガス缶との間に挟むのではなく、上から被せるタイプにします。

遮熱板を支える台座はダブルクリップです。

ストーブの脚にダブルクリップを挟むだけ。

これで、輻射熱を幅広く防止できます。

ヒーターアタッチメントを長時間使っても輻射熱でストーブの燃料ホースやテーブルが過熱されることを防ぎます。

遮熱板の下に手を入れても熱くありません。

収納場所

遮熱板を収納するときは水筒や燃料ボトルに巻くと良いでしょう。

小型の遮熱板ならペットボトルにも巻くことが出来ます。

最後に

遮熱板はアウトドアメーカーからも発売されていますが、アルミ皿で作れば材料費は格安です。

シングルバーナーの輻射熱対策を考えている方は、参考にしてみて下さいね。

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