はじめてアパートやマンションなどの賃貸物件を借りる場合、慣れないことも多く不安に思うのも無理はありません。

この記事では、そんな方のためにアパートやマンションなどの賃貸物件を、はじめて借りる際の流れや注意点をお伝えします。流れや注意点を把握することにより、安心でスムーズなお部屋探しができるはずです。

流れは次のようになります。

1. 自分の希望条件を整理しておく
2. その条件を元に物件を探してみる
3. 不動産会社に問い合わせ、内見
4. 入居申し込み
5. 入居審査
6. 重要事項の説明、契約
7. 引っ越し
8. 入居

自分の希望条件を整理しておく

まず、どんな部屋がいいのか決めておきましょう。自分の希望条件をまとめておくと、よりスムーズに部屋探しができますね。住みたい地域、間取り、家賃、駐車場が必要かどうかなどを決めておきましょう。

物件を探してみる

条件がある程度決まったら、実際に物件を探してみます。探す方法はいろいろありますが、今はネットで「アパート　地域名」などと検索すると、不動産ポータルサイトが表示され、条件を入力すると簡単に物件を探すことができます。

時間がある人は不動産会社に直接行ってみるのもいいですね。自力で探していると、つい見逃してしまうことがあるからです。

不動産会社に問い合わせ、内見　

好みの物件をみつけたら、不動産会社に問い合わせをし、実際に部屋を内見します。内見時のチェックポイントは次の通りです。

• 日当たり
• 騒音
• 利便性
• 冷蔵庫、洗濯機、テレビ等を置く場所はどうか
• 駐車場の有無、料金
• ゴミ捨て場

実際に住んだときのことを想像してみるといいですね。

不動産会社によっては、オンライン内見を実施しています。多忙、遠方などで現地に行けない場合は確認してみるといいですね。

入居申し込み

入居の意思がかたまったら申し込みをします。申し込みの段階ではキャンセルは可能といえば可能ですが、なるべく避けたほうが無難です。申し込み後のキャンセルによってトラブルが多く発生しているからです。

やむを得ずキャンセルしたい場合は、できるだけ早く連絡しましょう。

入居審査

賃貸物件を借りる際は入居審査があります。入居審査については　お部屋を借りるなら知っておきたい入居審査のことをご覧ください。

なぜ審査をするのかというと、入居後に家賃の滞納が頻繁にあったり、部屋を破損させたり、ルールを守らなかったりしたら、大家さんや他の住民に迷惑がかかるからです。

重要事項の説明、契約

家や土地を買う場合やアパートやマンションを借りる場合、重要事項の説明が必ず行われます。重要事項の説明の目的は、その不動産の重要な事項を説明することによって、正確な情報や条件を把握してもらうことです。

しかし実際の取引では、重要といいながら、契約日と同日に行われることが多く、正確な情報や条件を把握することは難しいといえます。

賃貸物件を借りる側の対応としては、早めに重要事項の説明をしてもらうようにお願いする、重要事項説明書のコピーをもらうといった方法があります。

引越し

契約が終わると、いよいよ引越しをすることになります。引越し業者によって、料金が違うため、複数の業者に見積もりを依頼してから決めるのがいいでしょう。　

また、引越し予定が決まったら、早めに予約をとることをおすすめします。人気の業者はすぐに予約がいっぱいになる可能性があるからです。

入居

入居したら、電気、ガス、水道などを利用するための手続きをしなければなりません。

また、近所への挨拶は必要ないと思う人もいるかと思いますが、できる限りやっておくことをおすすめします。なぜなら、一度でも挨拶を交わしておくと、多少のことではトラブルに発展しにくくなるからです。

まとめ

以上、賃貸物件を借りる際の流れや注意点をお伝えしてきました。

やることが多く、初めてのことばかりで大変そうに思うかもしれませんが、終わってしまえばあっけなく思えるものです。

このような流れや注意点を把握しておくだけで、安心して部屋探しができますし、トラブルを避けることができますね。