毎週木曜日は、大磯駅側の「磯や」さんにお昼を買いに行きます。「磯や」さんは持ち帰り専門の炭火焼き鳥屋さん。焼き鳥のおいしさは言う間でもありませんが、実はお弁当やお惣菜もとってもおいしいのです。保存料やカラメル調味料などを使わず、素材の旨味を際立たせながら、味付の妙を感じさせるとでも言えばいいのでしょうか。

以前は、お昼にお弁当とお惣菜を、15時から焼き鳥を販売しておられました。人気があり、私も楽しみにしていたものです。その後、焼き鳥の注文が増えてお忙しくなられ、弁当は予約制に。でも、復活を望むファンの声が高く、1月半ばから木曜日は焼き鳥をお休みにして、惣菜dayにしてくださったとのこと。

メニューは毎週変わりますが、焼き鳥が載った「特製のり弁」は定番。

上の写真は、3週間の「特製のり弁」です。焼き鳥の種類も副菜も少しずつ違います。焼き鳥以外にも鶏料理が入っており、鶏肉の多彩なおいしさが堪能できます。しっとりした卵焼きとピリッと辛い漬物などが作る、味と歯ごたえのリズムも心地よく。

炭の種類にもこだわっておられるという、大山鶏の炭火焼鳥。

焼き鳥は串から外してあるので食べやすく、お弁当箱の蓋を開けると炭の香りが漂います。

上の写真は先々週のメニュー。スタッフの方にお話をうかがいました。

「毎回同じでは飽きてしまわれるのではないかと思い、メニューは毎週変えています。ただし、毎週買いに来られる方ばかりではなく、買えなかった方もおられるので、ガラッと変えることはしていません。定番は残しつつ、季節のものも取り入れています」

この日の季節のものは、「菜の花の辛し浸し」と「ふきと油揚げのたいたん」。お魚は「地物真さば生姜煮」、「切り干し大根の煮物」と「ひじきのおにぎり」、「鶏の唐揚げ」、「卵焼き」もありました。「ひじきのおにぎり」は、「お家ではなかなか作れないかと思って」メニューに加えられたとのこと。

雨のため、お店の中に並んでいます。

「特製のり弁」と「菜の花の辛し浸し」、「ふきと油揚げのたいたん」、「ひじきのおにぎり」をいただきました。

どの皿もすっきりとして、身体にすっと沁みるようです。丁寧に愛情を込めて作られたことが伝わってきます。

先週のメニューはこちら。またしても雨のため、店内に。

今回は「特製のり弁」の他に、「地物さば味噌煮」「茄子と厚揚げのふきのとう味噌炒め」「高野豆腐とふきのたいたん」をいただきました。

「地物さば味噌煮」には、食べやすく味が染みるように、細やかに包丁が入れてありました。

茄子好きにはたまらない～。

どうしたら、こんなに臭みがなく、銀杏のおいしさだけを残せるのか……。ふきもほどよく歯ごたえが残り、出汁がこぼれます。

私はいつもお昼前に買いに行きますが、午後からさらにメニューが追加されるそうです。この日は「アジフライ」「いわしの蒲焼丼」などを、「今、作っています！」とのことでした。お昼と午後の2回買いに来られる方もおられるとか。次回は午後にもうかがってみたいです。

「お客様のリクエストが多いので、和食メニューにしていますが、中華や洋風惣菜も提供できます。夏になったら、さっぱりした中華風の前菜などもお作りしますよ」とのこと。

「中華もいいなぁ」と言いつつ、以前販売しておられ、大好きだった焼きおにぎりをリクエストしました。

木曜日は、この旗が目印。雨が強い日は外に立ててありませんが、営業はしておられます。

お弁当もお惣菜も、電話で取り置きをお願いできます。お惣菜メニューは毎週少しずつ変わりますが、「お電話で確認していただく事も可能です」とのこと。

お一人で作っておられるので、作れる量にも限界があり、早々に売り切れてしまうものも。取り置きをお願いするのが確実です。

※本記事の内容は掲載時のものです。今後変更になる場合があります。

関連記事：

・大磯町「茶屋町カフェ」の「みはる精肉店の炙りチャーシュー丼」！ 味玉とろりでボリューム満点
・大磯町：お肉や揚げ物、野菜もたっぷり「みはる精肉店」の日替わり弁当。牛肉が楽しめる特選弁当も登場！