Yahoo!ニュース

紅葉間近 ブラタモリ放映の椿山荘の庭園に安く入園する方法は?

とらべるじゃーな!穴場ずらし旅、愛好家

関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。

ブラタモリ目白編では、神田川にかつては「滝」があり、崖上の旧目白不動尊と相まって、その景色を求め、大名屋敷が立ち並んだことが紹介されました。

そのうちの1つ、上総久留里藩の大名屋敷は、明治期には山縣有朋(第3代内閣総理大臣)の屋敷となり、現在はホテル椿山荘(ちんざんそう)となっています。

今年11月中旬のホテル椿山荘です。

目白駅から、ブラタモリの訪問地を見ながら徒歩約30分(見学時間除く)。東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅からなら徒歩約10分です。

椿山荘の庭園は、宿泊者や施設利用者のみ公開

こちらは、ホテル椿山荘の客室の様子。庭園を望むのは「ガーデンビュー」の各部屋です。

椿山荘では、例年12月初旬~中旬に紅葉が見られます。写真は、12月上旬に訪ねたさいの様子です。

ガーデンビューの部屋は、どの部屋も角部屋のような構造で、2面に窓があります。眼下には庭園はもちろん、ブラタモリ目白編で紹介された神田川を望みます。

なお、かつて滝のような流れを作り人気を集めた大洗堰の跡は、背後の側になります。

部屋から望む庭園の全景です!

宿泊の場合、ガーデンビュー側に素泊まり(2名)で、1名あたり3万円前後となります。宿泊のメリットは、庭園の全景が眺められること(客室は全て5階以上)、ライトアップの見学、朝の庭園の散歩ができることです。また、朝晩のみ大雲海が出現します。

詳細は、Yahoo!トラベル等でご確認ください。

椿山荘の庭園は、カフェやレストラン利用のみでも見学OK

椿山荘の庭園の入口です。庭園はカフェやレストラン利用のみでも見学OKです。

カフェ・ルシャルダンは、ホテル棟の3階にあり、下の営業時間です。

ルシャルダン公式サイト
平日 11:00~L.O.21:00(~22:00) 
土日祝 10:00~L.O.21:00(~22:00)
※ただしセットメニューのL.O.20:30、飲物の L.O.21:30。

コーヒー1,600円、デザートセット2,700円から利用でき、ランチは4,100円です(いずれも別途サービス料15%)。現在、アフタヌーンティー(7,500円~、前日18時までの完全予約制)がブームとなっており、平日も含め満席のタイミングが多くなっています。席の予約がほぼ必須となります。

このほか、ホテル棟の隣にあるバンケット棟3階に、土日祝日のみ営業のカフェ・フォレスタがあります。

カフェ・フォレスタ公式サイト
[土日祝]10:00~L.O.17:00(~17:30)

コーヒー1,400円~、ケーキセット2,200円~(いずれも別途サービス料15%)。こちらは、予約はできない仕組みです。

紅葉時の庭園の様子は?

紅葉期の庭園の様子です。

雨の日もおすすめです(少しすいているかも知れません)。

メニューは以前のものです
メニューは以前のものです

庭園内にもレストランがあります。木春堂は、肉、魚介など石焼料理のお店。フランスで修業し、タイユバン・ロブションの経験もある植田幸司料理長は、2023年に着任。平日のランチは6,000円から(別途サービス料15%)。(公式サイト

また、2023年に庭園内に開業したばかりの奈良菊水楼 うな菊は、うな重5,280円から(別途サービス料10%)。こちらは、窓に面したカウンター席があり、1名での訪問にもおすすめです。(公式サイト

庭園内にある三重塔は、室町時代末期のものと推定されます。これだけでも見る価値ありです。

複数名なら、土日祝日の朝10時開店前にカフェ・フォレスタを訪ね席を確保し、2200円のケーキセット。1名なら、庭園内うな菊のうな重5280円というところでしょうか?

いずれも、おでかけ前に公式サイトをご確認ください。

ブラタモリ目白編 タモリさんが訪ねた名坂はどう行くの?

ブラタモリ目白編のルートは、下のページで紹介しています。

【ブラタモリ目白・全ロケ地】タモリさん学習院、急坂を極め雲海の庭園へ#255(とらべるじゃーな!)

穴場ずらし旅、愛好家

関東周辺の穴場★ずらし旅スポットを紹介。日本テレビに旅の専門家として出演(2023年4月)。Yahoo!ニュースエキスパート公式旅行ライター(2023年7月企画賞)。JTB運営・地理旅行検定取得済み。東京都在住、旅行歴500泊以上。

とらべるじゃーな!の最近の記事