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【京都市上京区】酢みかんの特製ちらし寿司~季節に寄り添うステキな八百屋さんの美味しいご飯~

つばめ旅する作家(京都市)

旅する作家*つばめ*です(*^_^*)

わたしは美味しいものが大好きですが、料理をしません。(センスが皆無。故に、センスの素晴らしい方々のお料理という名の作品を美味しく頂いております。感謝。)

料理をしないのに、新鮮な食材や個性的な食材が揃う、道の駅や専門店、八百屋さんが、大好きなので、困ったもんです。最高の食材を前にしても、見つめることしか出来ない。(あ、絵なら描けます。)

それでも充分しあわせな気持ちになるのですが、出来る事なら、美味しい料理になったものを頂きたい。

京都には、ステキな八百屋さんがたくさん見つかります。でも、八百屋でウィンドーショッピングってどうなの?と思い、Instagramの投稿を眺めるだけ・・・と、思っていたら!!旬のお野菜だけでなく、旬のお野菜を使ったお惣菜やドリンクを販売されているお店を発見!!

千本丸太町にある、高知県出身の女性店主が営む八百屋『yatono』さん。

連日、Instagramの投稿を眺めていると、ーーー9月17日(土)~20日(火)「酢みかん週間」、というお知らせが。

「酢みかんの特製ちらし寿司」を予約販売されるとのこと!
他にも、「酢みかんサワー(お酒)」「酢みかんミントソーダ」のドリンクもあり、コレだー!!と、ガッツポーズ、からの、バンザイ、合掌。

堂々と八百屋さんに行けます(笑)

千本丸太町の交差点から、千本通りを南へ進み、郁芳通りに入ります。道路標識が東方向に一方通行のサインだったので、一瞬、あっ、と思ったけれど、わたしは車両じゃなかった(笑)

わくわく、ドキドキ、行くぞー!と勢いよくズンズン歩いていたので、思っていたよりも早くお店の前に到り着き、徒歩なのに急ブレーキ停車。簾を立て掛けている建物が「yatono」さんです。この角度から見ると、風景に溶け込んでいるのですが、

お店の正面に立つと、その空間は、創り込まれた芸術作品のように美しく、お店の外と中では、流れている時間や漂う空気が違っていました。

店主さんの好きなものだけが在る場所、そうでないものや余計なものは一切なし、そんな感じがしました。洗練され研ぎ澄まされたセンスが、キラキラ光っており、うっとりします。

自然光と、それにより生まれる陰のコントラストが、とっても美しくて、どこを切り取っても絵画。

「間」がいい。「色」がいい。すごく、好きです。いつまでも眺めていられます。

ステキな空間を堪能し、お目当ての特製ちらし寿司をゲット。

調度いい場所を見つけたので、帰る前に撮影。まんまるのお櫃に入った酢みかんのちらし寿司、早く食べたくてウキウキ。

店主さんお手製の「酢みかん新聞」と、土佐銘菓「かんざし」も一緒に。店主さんが近所のスーパーに行かれた際に「かんざし」が売られていたそうで、先着特典として頂くことが出来ました(*^_^*)♪

わたしは大阪生まれの大阪育ちですが、高知は大切な友人の故郷であり、何度も旅行で訪れ大好きになり、京都に住む前に1年ほど住んでいました。引っ越した後も、スーパーの野菜コーナーで高知県産の野菜を見つけたり、お菓子コーナーでミレー(高知のお菓子)を見つけると、嬉しくなります。

なので、「yatono」さんを見つけ、店主さんが高知県出身、お店で高知の野菜を取り扱っていると知り、きゃー(≧▽≦)☆となりました。

わたしの高知愛(LOVE)は、なかなかにメラメラですよ(笑)

さぁ、頂きましょう!・・・蓋を開けると、

紙が一枚。まだ、見えませんね。

オープン!!・・・ひゃーーー( ゚Д゚)☆☆☆美味しそう!!伝われ!!この気持ち!!(笑)

酢飯は、お酢を使わず、酢みかん果汁のみ。具材には、錦糸卵・紫蘇・茗荷・焼き鯖・新生姜・酢みかんの皮、自家製の芋のつるの佃煮添え。ーーーなのですが、わたしは茗荷無しでオーダーしました。(ご対応頂きありがとうございます。スミマセン、どうしでも苦手で・・・)

酢みかんの香りが、誘惑してきます。前回の記事の甘酒と同様、負けてイイ誘惑です!

鯖は、一番好きな魚です!最高です!

口の中で柔らかくほどけていく焼き鯖、ふわふわの錦糸卵、時々、ハッとする苦みの酢みかんに、

自家製の佃煮のやさしい甘みがフォローに入ります。シャキシャキのキュウリ、もちろん紫蘇も、イイ仕事してます。

もう、すごくすごく美味しくて、好みの味で、ガッツいてしまいました。

酢みかん果汁のみの酢飯は、自分の好みの味にド・ストライク☆★

通常の、これまで食べたことのあるちらし寿司は酢飯が甘くて、どうやら自分はそれが苦手だったのだなぁと気づきました。

またしても、自分史上ナンバーワンの逸品に出逢ってしまった・・・( *´艸`)

デザートは「かんざし」です(*^_^*)

見た目は、春巻きそっくりですが(笑)甘い焼き菓子です。
中に柚子の皮入り白餡が入っています。デザートも酢みかんだー(≧▽≦)

酢みかん新聞に紹介されている「ぶしゅかん」「直七」「すだち」「青柚子」ーーーみなさんは、ご存知でしょうか?

わたしは、青柚子以外、実食済みですが、どこでどう食べたのかしら?と記憶を辿ってみると、「ぶしゅかん」「直七」は、お酒で頂いたことがある、と思い出しました。高知のお酒文化もまた独特ですよね。さぁ飲みなさい!とめっちゃ勧められる・・・(笑)

「yatono」さんの営業時間は「正午から日没」なのですが、この数字を必要としない時間の指針と設定が、また、季節によって変化するところが、とっても素敵だなぁと思いました。

わたしは、フリーランスで仕事をするようになって、時計を頻繁に見なくなった代わりに、日の出と日の入りの時刻を、毎日おおよそ把握するようになりました。

なるべく、お日様の動きと、月の満ち欠けに寄り添って動きたいなぁと肌で感じ、心がそう望んでいるような気がするのです。・・・なんて言いながら、この記事を書いているのは深夜ですが(苦笑)

大好きな高知、自分の好きな味・食べもの、ステキだなと感じる空間に触れて、わたしも、もっと、自分の*好き*を大切にして、表現しようと思いました(*^_^*)

20日(火)までは「酢みかん週間」ですが、定期的に「〇〇週間」という企画を開催されているので、要チェック☆Instagramです!!

※「酢みかんの特製ちらし寿司」は前日までに要予約(InstagramのDMにて)

【今回のお買い物】
★「酢みかんの特製ちらし寿司」1000円(税込)

―――≪店舗情報≫―――
【名称】yatono
【住所】京都府京都市上京区主税町1090-2
【アクセス】京都市バス「千本丸太町」徒歩5分ほど/各線「二条駅」徒歩10分ほど
【営業時間】正午~日没
【定休日】不定休
【公式インスタグラム】@yatono_kyoto

旅する作家(京都市)

1985年大阪生まれ。作家/振付師/占い師として活動中。面白そう・楽しそう・美味しそうと感じた場所に足を運び記事を書いています。行きたい場所、やりたいこと、明日の楽しみが見つかりますように☆

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