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【京都市中京区】穏やかで心地いい時間~コーヒーに栗のケーキを添えて~Direct Coffee

つばめ旅する作家(京都市)

旅する作家、つばめです(*^_^*)

今月は、のんびりゆったり、心と身体を癒したいモード。京都の街は紅葉を楽しむ観光客で賑やかですが、そんな中でも、ほっと一息、ふーっと長い息が吐けるような、リラックスできるステキな場所を見つけて、紹介していきたいなと思っております☆

河原町三条のバス停から、てくてく7~8分ほど歩いて辿り着いたのは『Direct Coffee』さん。

南北で言うと「六角通り」沿い、東西で言うと「麩屋町通り」と「御幸町通り」の間です。

なんとオシャレな、絵になる店構え。

お絵描き、大好きなのでね。スケッチブックとペンを手に取りたくなります。

壁は白ですが、ドアや窓枠、インテリア等、黒の縁とアクセントが幾重にもはめ込まれた、白も黒も際立つ配色。

いいなぁ、と、ひとたび思ってしまったら、いつまでも凝視してしまう性分なのですが、お店の前にずっと立ってるのはあやし過ぎるので中に入ります。

縦に長い造りで、奥に入っていくほどに、日常や喧騒から離脱するような感覚。

扉のあちら側は、あれこれ考えて慌ただしく動く自分、扉のこちら側は、のんびりゆっくりコーヒーを静かに楽しむ自分、ふと、そんなふうに思いました。

カウンターで注文をします。さて、今回は何を頂きましょう・・・。

ブラックで頂くコーヒー豆は、全て浅煎りとのこと。コーヒーは大好きなのですが、産地等々やその違いについては全く詳しくないので、店主さんに少しアドバイスを頂きつつ、グアテマラにしました。

コーヒーと一緒に頂けるスイーツは、ショーケースの中と外にあるプライスカードで確認出来ます。

ここは、季節のものを頂きましょう。栗のパウンドケーキで。

サッと、お持ち帰りしやすい焼き菓子。
ヴィーガン向け、グルテンフリーのスイーツもあるようです。

着席し、そわそわしながら待ちます…♪( *´艸`)

わたしの”コーヒー好き”は、ちょっと変わっていて、もちろん、美味しいコーヒーが飲めることが一番のハッピーなのですが、「コーヒーください」って言いたい、コーヒーを注文して待つ時間が好き、コーヒーを手に持ってる・飲んでる自分が好き、目の前のテーブルにコーヒーが置いてあるのが好き、誰かの為にコーヒーを淹れるのが好きーーーという具合。

飲み物としてのコーヒーが好きで、且つ、コーヒーの在る空間、コーヒーを飲むシチュエーションが好きなのです。(一番好きなのは、空港のカフェでコーヒー)

ちなみに、小学生の頃からコーヒーが好きで、当時は苦くて飲めず、でもコーヒーの香りにどうしようもないくらい惹かれていて、片想い気分(笑)高校を卒業した後、カフェでバイトをしている時に、香りだけでなく、飲んでも美味しい・好きと感じるようになり、ようやく結ばれました(≧▽≦)

ようこそ!!来ました☆ブラックコーヒー(グアテマラ)と栗のパウンドケーキです。

マグカップのスモーキーなグリーンが素敵&好み( *´艸`)
季節柄か、わたしには粉砂糖が少し降った雪のように見えます…。

普段、濃くて苦み強めの深煎りコーヒーばかり飲んでいたので、こちらのコーヒーのお味は、とてもあっさりサッパリしているように感じました。

店主さんに感想を聞かれたので、ついでに、なぜ浅煎りの豆のみを扱っているのか尋ねてみたところ、コーヒー本来の味をなるべく損なわずに飲める状態は浅煎りなのでは、とのこと。

お話を聞いていて、なるほど!と思いました。コーヒーに使用するのは種(豆)の部分ですが、コーヒーはサクランボのような赤い果実。果物として考えたなら、その種であったとしても、浅煎りの方が風味を感じられそうです。

これまで、苦いコーヒーが飲みたい!美味しい!と半ば盲目的に飲んできた自分に気づき、ここで改めてコーヒーに向き合って飲んでみると、全く違う飲みものに感じました。

コーヒーは奥が深い、と前々から思っていましたが、ますます、その奥にあるものに興味津々(≧▽≦)

店主さんからコーヒーの産地や流通のお話等、色んな話を聴くことが出来て、とってもワクワクしました♪♪♪ありがとうございます!

なんとなく飲んでいたコーヒーを、味わうというより、背景諸々を感じるように、飲んでみると、違う景色が見えた気がしました。
帰宅してその後、色々と別のコーヒーを飲んでみたら、今までと全然違うように感じてビックリ。わたしの中でコーヒー革命が起きたようです( ゚Д゚)

栗のパウンドケーキはしっとり甘く、コーヒーの味が残る舌によく合います。

コーヒーも栗も、木の実の類ですから、違うようで似ていて、相性がよいのでしょうね(*^_^*)

最近のわたしは、甘いお菓子をほとんど頂きませんが、コーヒーを飲む時は添えて、味のコントラストを楽しみたくなります☆★

入口にも店内にも、植物、ドライフラワーが飾られていて、そのちょっと褪せた色が、コーヒーの、時間と手間暇を掛けた奥深い味わいを表しているようで、カフェという場所の雰囲気にとてもよく似合っているなぁと感じました。

とても心地よい空間で、ゆっくり時間が流れていて、ほっとしてくつろいで緩んで、いつまでもぼーっとして居られそうなほど、リラックス出来ました。

コーヒーの写真を何枚か載せましたが、撮りながら、全然イメージ通りに撮れない!とモヤモヤしたので、絵に描いてみました。コーヒーを飲む時は、その向こう側にある景色・物語を想像すると楽しいです。この絵は、”グアテマラ”のイメージにかなり引っ張られている感じがしますが、でも、浮かんでいたのは、こんな色合いです(*^_^*)

ちょうど日没頃で、外は暗くなり、お店の灯りがとても温かく感じます。ほっと一息つける場所はここですよ、と知らせてくれているようです。

お店は不定休なので、来店する前にInstagramをチェックしてみてくださいね☆

わたしは、これからのコーヒーとの向き合い方、楽しみ方が変わりそうです。きっと、ますます好きになります♪( *´艸`)♪

【今回のお食事】合計:1320円(税込)
★GUATEMALA HUEHUETENANGO EL LIMAR Washed:740円
★栗のパウンドケーキ:580円

―――≪店舗情報≫―――
【名称】Direct Coffee
【住所】京都府京都市中京区八百屋町106-2
【アクセス】京都市営バス「河原町三条」から徒歩7~8分ほど
【営業時間】平日:11時~18時/土日祝:10時~18時
【定休日】不定休 ※要Instagramチェック
【公式インスタグラム】@directcoffee_kyoto

旅する作家(京都市)

1985年大阪生まれ。作家/振付師/占い師として活動中。面白そう・楽しそう・美味しそうと感じた場所に足を運び記事を書いています。行きたい場所、やりたいこと、明日の楽しみが見つかりますように☆

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