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話題の「甘酒」 明治創業!老舗店の人気商品 アンテナショップ日本橋とやま館にも【富山県入善町】

つむみ地域情報発信ライター(入善町・黒部市)

今回は、先日紹介した「あいさい広場」で販売されている、坂口屋醸造店さんの「甘酒」を紹介します。

坂口屋醸造店について

坂口屋醸造店さん店舗
坂口屋醸造店さん店舗

坂口屋醸造店さんは、明治時代から受け継いだ、手造りの製造方法にこだわり、生糀・糀味噌・甘酒・塩糀などを製造・販売しています。

人気の甘酒

生糀から作られた、人気商品の甘酒 1本350円(税込)
生糀から作られた、人気商品の甘酒 1本350円(税込)

米糀から製造された甘酒は、コクがあり奥深く、優しい甘さ。後味はすっきりしているので、とても飲みやすく、美味しいです!

「甘酒は苦手だけど、坂口さんの甘酒なら美味しく飲める」という方もおられるほど。

甘酒はそのまま飲むだけでなく、甘味代わりとして、料理やパン作りなどにも使うこともできます。贅沢な使い方ですが、旨味が増すので、かなりおすすめです!

生糀作り

それでは、生糀の作り方を見てみましょう!

布に巻かれた糀を、一晩発酵している様子
布に巻かれた糀を、一晩発酵している様子

米を蒸し、種麹を手で十分に混ぜ合わせ、布に巻き、一晩発酵させます。

杉の折(おり)で発酵中の、生糀の様子
杉の折(おり)で発酵中の、生糀の様子

翌日、朝5時と昼の2回、再び手で混ぜ合わせます。米ひと粒ひと粒に麹菌をいきわたらせるための作業です。そして、さらに一晩発酵させます。

作業が行われる糀室(こうじむろ)の室温は30度、湿度は、なんと約90パーセントに管理されていました。

完成。杉の折(おり)に入った生糀の様子。
完成。杉の折(おり)に入った生糀の様子。

糀室に入れてから約2日半。生糀の完成です。綺麗な米の花が満開でした!

すべて手作業で製造される、生糀の生産数は、一日に約36枚(折という糀を発酵させる時の入れ物の数)です。貴重な生糀で作られる、貴重な甘酒だということが分かりました!

あいさい広場で販売されている様子
あいさい広場で販売されている様子

手間暇を惜しまず作られた坂口屋醸造店さんの「甘酒」は、”美味しい発見がたくさんある”、あいさい広場で販売されています。

また、KOKOくろべJA直売所や宇奈月麦酒館、東京都のアンテナショップ、日本橋とやま館(東京都中央区日本橋)などでも販売されています。詳しくは、坂口屋醸造店さんのFacebookをご覧ください。

坂口屋醸造店さんの「甘酒」を見かけたら、明治から続く貴重な味わいを、ぜひお試しください!

販売店:みな穂 あいさい広場
住所:富山県下新川郡入善町入膳3489-1
電話番号:0765-72-1192
営業時間: 9:00~18:00

製造・販売:坂口屋醸造店(外部リンク)
住所:富山県下新川郡朝日町大家庄573
電話番号:0765-82-2548

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地域情報発信ライター(入善町・黒部市)

自然豊かな富山県入善町在住のインタビューライターです。食べたい!行きたい!知りたい!と思う、最旬の情報をお届けします。

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