【赤穂市】「ウクレレ教室」に「書き方教室」も! 煉瓦屋Rカルチャーが好評!
店主が打つ「石挽二八蕎麦」が人気の多国籍居酒屋「煉瓦屋R」で、月1回定期的に行っているカルチャー教室が好評です。もちろん予約は必要ですが、特別な縛りはなく、基本的にやりたい人がやりたいときに、参加費を払って参加するというスタンス。スタートしてから1年を迎えた「ウクレレ教室」に加え、今年1月からは「書き方教室」も。短時間だけど和みの時間を過ごせると評判で、少しずつ浸透していっています。
和気あいあいとした少人数ウクレレ教室
ウクレレ教室は、一昨年11月からスタートしました。
そのきっかけは、煉瓦屋Rのお客さんの一人が「ウクレレ習いたいけど、誰か教えてくれる人いないかな~」と何気なく言ったひとことから。
「ぺーちゃんに頼んだら~」と別のお客さんが提案。
店主の新井良江さんも「定休日ならお店を使ってもらっていいよ」と話がまとまったというわけです。
満面の笑みのこちら、Phei Chang先生です。ペ~先生は、外国の方ではなくれっきとした日本の名前があるのですが、愛称で通っていて、生徒さんからも「ペ~先生」と呼ばれています。
本業はホテルマン。ウクレレは趣味が高じて奏でるようになり15年以上経ちました。中学・高校時代からギターを弾いていたこともあり、素地が十分あったので、めきめきと上達。
今ではキーボード奏者micaさんとユニット「マカロン60」を組んで、ライブをすることもあるそう。ライブのようすはこちら
ぺ~先生の教室は最初2人からスタートし、SNSで呼びかけると「前からやりたかった」「ずっと教室を探していた」など、赤穂市内外から少しずつ生徒が集まり、今では10人に。
10時から1時間ごとに少人数で6クラスほど。同じくらいのレベルの生徒さんを同じ時間帯に集めるなど配慮してくれるので、全くの初心者でも心配なく入門できます。
課題曲は『ルージュの伝言』『涙そうそう』など、奏でながら歌えるポピュラーなものを中心に選曲。コードも少しずつ覚えていけるように工夫されています。
コロナ禍でお家時間が増えたときに、楽譜を見てひとりで練習するのも楽しかったと話す生徒さんもいます。
また、「大丈夫大丈夫、来た時よりずいぶん上達してる」「1カ月に一度、この場で楽しむだけでも上等」などと、常に前向きなぺ~先生の言葉に癒されることも多いそう。
生徒さんたちは、いつかみんなの前で披露できる日を、と夢見ています。
煉瓦屋Rウクレレ教室
日時:毎月第1月曜10:00~
レッスン時間:約60分
会費:1,500円(お茶付き)
申し込み・問い合わせ:090-5012-0617
季節の暦にも親しむ「書座・書き方教室」
書き方教室は、2022年からスタート。
こちらもお客さんの一人が「すごく素敵な先生の教室があるから、ぜひ赤穂でやってほしい」とすることになった教室。
毎月先生がその月にあった季節の言葉や和歌、俳句などを抜粋。言葉や俳句の意味とともに紹介したオリジナルの教材を用意してくれます。
その言葉を書く時のワンポイントを書いてくれているので、家でおさらいをするときも安心です。
二川由里(ふたがわゆり)先生です。
先生は、近代文書を研鑽し、師範取得。
明石市内にて15年間書道教室を開催し、令和元年、お膝元である播磨町で「書座・書き方教室」を開始しました。
季節感を大切に「暦とひらがな」を楽しむお稽古を目指しています。
この日は、漢字がどのひらがなから成り立っているかのお話もあり、それを踏まえて漢字を書くとバランスがとりやすいなどを学びました。
例えば「は」は「波」から由来しているので、丸の部分はリボンのように書く、「ま」は「末」からなので、上の横棒の方が長い・・・・などなど、興味深い内容です。
参加した生徒さんは、「成り立ちを知って書くのと知らずに書くのでは全然違う。おもしろい」「月に一度、こんな時間が持てるのがうれしい」「小ネタが増えて楽しい」など、他にはない時間を過ごせたと好評でした。
書座教室には、もう一つのお楽しみがあります。
店主の新井さんが打つ手打ち蕎麦ランチ(1,000円)を注文することができるんです。
蕎麦は必ず付きますが、それ以外は時々の旬の素材を使った手作りの一品や煉瓦屋の人気メニューを中心に3~4品。
このランチを目当てに参加した方も。
もちろんランチなしでも大丈夫ですよ。
煉瓦屋R書座・書き方教室
日時:第3木曜10:30~11:30
会費:1,500円(お茶付き)
申し込み・問い合わせ:090-5012-0617
豆腐の定期購入もスタート
また2月から、日生町で人気の手作り豆腐の店「星尾豆富店」の商品の定期購入もスタート。
書座・書き方教室に合わせて、前々日までの注文で当日受け取りにしています。
近くて遠い隣町、日生の美味しい手作り豆腐をいただけるとあって、星尾豆富ファンから喜ばれたのはもちろんのこと、初めて買った方からも「こんな豆腐があったなんて知らなかった」と好評でした。
店主の新井さんは「これからも店を拠点に、みなさんに喜んでいただけることをしていけたらいいな」と話します。
「こんな教室してほしい」「こんないい先生がいるんだけど煉瓦屋でできたら」など、何か新しいことを考えている方は、相談してみてはいかがでしょう。
各教室などの情報はinstagramから。
煉瓦屋R
住所:赤穂市加里屋47‐14
電話番号:090-5012-0617
営業時間:18:00~21:30LO
定休日:日・月曜、祝日
https://www.rengaya-r.com/