赤穂の塩を使った「塩らーめん」の名店「麺坊」。看板メニューの「赤穂塩らーめん」は、あっさりしたなかにも旨みがあって、赤穂市民はもちろん、観光客からも大人気。このたび9月末から、サイドメニューの自信作「自家製餃子」の実演販売をスタート。販売の様子を取材してきました。

餃子は完全食だ！

JR播州赤穂駅の駅ビル「プラット赤穂」。その2階にあるラーメン専門店「麺坊」は、開店当初から100％赤穂の塩を使って作る「赤穂塩らーめん」が人気です。

そんな麺坊のサイドメニューの一番手といったら「自家製餃子」です。
その特長は、ニンニク不使用で、国産野菜をたっぷり使って、あっさり系でヘルシー。
店主の露野一彦さんは、「餃子は完全食なんですよ。皮で「炭水化物」、そしてひき肉で作った餡には「たんぱく質」「脂質」が豊富に含まれ、具材として入れるキャベツやニラには「ビタミン」や「ミネラル」が豊富です。 5大栄養素がどれも欠けずに入っています。餃子を毎日のメニューに手軽に追加することで必要な栄養素が摂れます」と話します。

餃子包みマシーンが楽しい

麺坊の餃子は、専用マシンで包みますが、従来は包んだら即冷凍し、テイクアウトも冷凍を提供していましたが、このたび、水曜・土曜の週2回、14:30～16:00、実演して包みたての販売をスタートしました。

始めたきっかけは、レジをするときに小さな子どもが、専用マシンで包んでいる風景を「おもしろ～～い」と覗き込んで見入っていたこと。そんなに喜んでもらえるなら包む風景が見られる日があってもいいじゃないか、また、包んだ餃子はそのまま冷蔵で保存すると、翌日には餡から水分が出るので、すぐ冷凍していましたが、限定日のみ、包みたてを提供するのもアリだと思い始めたそうです。

私も包むシーンを見学～～～。
皮を1枚ずつ置いていくと、カチャンカチャンと綺麗に包まれた餃子が、ベルトの上に流れていきます。これは楽しい～～～。きっと子どもならもっと楽しいだろう。
カウントしてみると24秒で14個できあがり。

皮と餡を別々に渡すのもアリ

包みたて餃子は20個500円。
食べきれなかったら、そのまま冷凍してください。冷蔵だと餡から水分が出て皮がべちょべちょになって、焼きにくくなります。

餡と皮を別々に渡すこともできますよ。
親子で包むのを楽しむもよし、他の具材を足すのもよし。
常連さんは、この餡にニラと海老をたっぷり入れたアレンジ餃子を楽しんでいるそうです。

その他にも麺坊には、テイクアウトのおすすめメニューがありますよ。
赤穂塩鍋セット（4人前）です。
赤穂塩らーめん濃縮スープ＋生麺（2玉）セット　500円
赤穂塩らーめん濃縮スープ＋餃子（20個）セット　800円
赤穂塩らーめん濃縮スープ＋生麺（2玉）＋餃子（20個）セット　1,000円

餃子は基本冷凍ですが、実演販売の日は生餃子（自分で包むタイプ）を選ぶこともできます。

餃子入り塩鍋、これからの季節にピッタリで楽しみ～～～！

水曜日と土曜日の実演販売の時間は16:00までですが、それ以後でも、生餃子の提供はできますのでご心配なく。
※実演販売の日程は、SNSでご確認ください。