「塩の町・赤穂」「清流千種川の恩恵を受けた町・赤穂」そんな赤穂を満喫できるパッケージツアー「ファームtoテーブル」。自分の手で塩を作り赤穂の製塩技術に触れ、農場で自ら収穫した三つ葉と自作の塩とを使った料理を食し、赤穂の歴史文化を体験できる旅行商品です。農場から食卓までの体験に塩をプラスして赤穂ならではの体験を堪能できます。

まずは塩の国で塩づくり体験

瀬戸内海に面し温暖な気候に恵まれた赤穂は、古くから海水を使った製塩が行われていました。江戸時代には全国的に知られる重要な塩の生産地となり、現在、赤穂の塩づくりは「日本遺産」にも認定されているのをご存知ですか。

まず第1の目的地はこちら。赤穂海浜公園内にある赤穂市立海洋科学館・塩の国です。

塩の国には、流下式塩田など伝統的な製塩方法の施設が復元され、そこから採取した濃い海水「かん水」を煮つめて塩を作る体験ができるんですよ。

かん水を鍋に入れて、コンロにかけながら焦げつかないように丹念にヘラでかき混ぜ続けましょう。残った塩の結晶をスプーンで砕けば、手作りソルトのできあがり。

手作りの塩は甘みが強く、まろやかで格別な味わい。
私も作ったことがありますが、味が濃いというのでしょうか。本当に美味しいんですよ。

完成したら専用の袋に入れて、次の目的地に行きましょう。

※なおツアーには、入館料は含まれていませんのでご了承ください。

「なべしまファーム」で三つ葉の収穫体験してみよう

さて次の目的地は、「なべしまファーム」です。
千鳥ヶ浜と呼ばれるエリアの人気のジェラートショップ「TETE」や、予約をとるのが超困難ないちご農園「まるおファーム」にもほど近い場所にあります。

「なべしまファーム」は、田園風景が広がる赤穂の最南端で、現在2軒残る三つ葉栽培農家の一つです。2棟のビニールハウスを使って、水耕栽培で種から育てています。種を海水につけ殺菌後乾燥させ、冷蔵庫で保存します。その後、種をまき、発芽して根が出たらプールに移植します。目をかけ、手をかけ、丁寧に育て、出荷できる40センチメートル程度になるまで、約90日かかります。

出荷前の三つ葉です。
とってもきれいでしっかりしてるでしょう。

豊かな千種川の恩恵を受けた水をたっぷり使って栽培する「なべしまファーム」の三つ葉は、脇役ではなく、存在感があって十分主役をはれる野菜なんですよ。

サラダでもおいしいし、もちろん胡麻和えやおひたしにも。鍋に入れると香りが引き立ちますし、塩焼きそばやスパイスカレーとも相性抜群なので、トッピングすると彩りもきれい！

こちらで収穫体験をします。
収穫した三つ葉を持って、次の目的地へGO！

手打ちの十割蕎麦やローストビーフが絶品のビストロ「煉瓦屋R」へ

塩と三つ葉を持っていく最終目的地は「煉瓦屋R」です。

「煉瓦屋R」は多国籍ビストロで、根強いファンが多いキンパ（韓国風海苔巻き）や自家製ローストビーフなどの看板メニューは多彩にそろいますが、何といっても人気は、店主が打つ手打ち蕎麦です。「常陸の秋蕎麦」で有名な栃木・益子の蕎麦粉を使った十割蕎麦は、香り高く風味も豊か。

こちらは、当日食べられる料理の一例です。
手作りの塩と三つ葉を堪能できる内容になっていますよ。
塩は、お蕎麦やローストビーフに少しかけて味わうこともできますし、赤穂のお米で炊いたおむすびにかけてもOK。
三つ葉は、出汁巻きの中に入れたり、かき揚げにしたり、サラダの中に入れることも。

少し寒くなれば、またメニューも変わりますが、塩や三つ葉を楽しむ内容に変わりはありません。

「ファームtoテーブル」の申し込みはこちら

塩の国で塩づくり→「なべしまファーム」で三つ葉収穫体験→塩と三つ葉を持って「煉瓦屋R」でおいしいランチ

このような流れの「ファームtoテーブル」は、赤穂以外の方はもちろん、赤穂市内の方にも楽しんでいただきたいパッケージツアーです。
ぜひ下記から申し込んでご参加ください。