ホームパーティーや記念日に、ワンランク上のおしゃれなお惣菜があれば、食卓が華やぐよね。「Bon（ボン）」はそんなニーズに応えるお店へとリニューアルし、11月1日にオープンしました。もちろん、からあげ専門店だった時の人気メニューは残しつつ、パンを使ったスイーツメニューやサンドイッチもデビュー。ますますバリエーション豊かになりました。

新しいタイプのお惣菜屋さんとしてリニューアル

「Bon」は、赤穂のメインストリート、お城通り沿いにあるお店。「味の店ちぎり」に隣接した系列店です。
10月中旬までは「からあげBon」として、赤穂のご当地グルメ「鶏肉のレモン漬け」をはじめ、いろいろな味のからあげに特化したテイクアウト専門店でしたが、「もっといろいろな味をお客様にお届けしたい」また「スーパーのお惣菜よりワンランク上のものを置きたい」と、フレンチ、イタリアンをメインにしたお惣菜屋さんへとリニューアルしたのです。
「駅前のちぎり時代から、ワインに合うお惣菜が好きで、アテをよく作っていました」と店長。

店内はこんな感じ。

ショーケースには、ちょっとおしゃれな感じのお惣菜がズラリ。

色鮮やかなサンドイッチもあります。

向かって左手には、屋台風の「フルーツサンド」のお店もあります。
お惣菜屋さんとフルーツサンドの店が併設している？

なんかいろいろあってたのし～～～！

メニューの一部をご紹介

では、メニューの一部を紹介しましょう。

メニューは基本的に日替わり。

この日のスープは、カボチャのポタージュとミネストローネです。サツマイモのポタージュになったり、シーズン商品として新タマネギのスープになったり、いい魚が手に入れば海鮮のスープを出したりすることもあるそうです。
サラダには、ソースが添えられています。
容器もちょっとおしゃれでしょう。

この日のお惣菜はこんな感じ。
左から時計回りで、「海老のアヒージョ」（880円）、「真鯛のペンネグラタン」（760円）、「ラタトゥーユ」（540円）、「燻製イワシのオイル煮」（700円）、「若鶏のグリルボロネーゼ」（730円）というラインナップです。翌日並ぶものもあれば、当日で終了のものもあって、見つけたときがお買い時という感じ。

9割がた仕上げて、あとはオーブンやトースターで少し焼いてから熱々を食べられるようにしています。またレンジ対応の容器も使っているので、レンジでの加熱もOKです。
店内のポップに加熱の目安時間なども書かれていてとっても親切。

今後は、火曜は燻製料理、金・土曜は肉料理など、曜日ごとに特化したメニューを出していく予定だそうです。

日替わりの「とびきりサンド」にも注目

リニューアルの目玉はまだまだありまして…。

水～土曜に提供する「とびきりサンド」です。
こちらも日替わり。
この日は、ベーコン、レタス、トマト、卵が入った「BLTサンド」でしたが、バリエーションは多彩です。
「あこうぱん」のイギリス食パンを耳ごと使って、香ばしく中はふんわりのパンの食感と具材のバランスにも注力しています。

すごいボリュームでしょ。
トマトと卵を使った「トマタマサンド」です。
「食べきれる？どうやって食べる？」のキャッチでボリューム感をウリにしています。

「フルーツサンド」もあるよ

こちらもリニューアルの目玉の「フルーツサンド」です。
こちらのパンも「あこうぱん」製。
冷やしても固くならないようなロールパンをオーダーメイドしています。
フルーツの甘味を損なわない軽い生クリームを使っていて、見えないところに隠れている白餡も味のポイントなんです。

具材に使うフルーツは、季節によって随時変わってきます。
農家さん直のものもあり、1玉3,000円程する冬の桃「冬美白」も今後提供予定です。

トッピングやクリームにも工夫が凝らされていて、例えば「リッチバナナ」は、チョコ生クリーム＋チョコトッピング、「柿とくり」は、白餡＋柿ペースト、「シャインマスカット」は、白餡＋レモンの搾り汁、みかん、シャインマスカット、ゴールデンキウイ、リンゴを使った「ミックス」には、オレオを砕いてトッピングなど、豊かな発想で作られています。

ギフト用のパッケージもあるので、手土産にもいいですね。

人気のからあげは健在

もちろん「からあげBon」の人気メニューは、そのまま継続しています。
食べ歩き用や学生さん向けに、からあげやレモン漬けは、薄くスライスして1枚、2枚単位で販売。

「レモン漬けバーガー」は、「あこうぱん」の黒ごまバンズに、たっぷりの野菜と鶏肉のレモン漬けを挟んでいます。
こちらのボリュームもはんぱなし。

今後の動きにも注目を

今後は、「今月のワイン」として、赤・白・スパークリングを提案し、一人呑みできるサイズの小瓶に入れて販売する予定だとか。
あこうぱんのカンパーニュも常時置き、この店に行けば、スーパーやコンビニに行かなくても全部そろうというわけ。
「お客さんの要望で、肉メインかサラダメインかなどをお聞きして、商品をセレクトし、ワインやパンも提案したいですね」と店長。
特別な日には、お皿に盛り付けてグレードアップというのもカンタンにできるのがいいですね。

また、お城通りの活性化として、定期的なイベントの開催も考えているそう。
ますます進化する「Bon」に乞うご期待。