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さらば…S660 Neo Classic(ネオクラシック)

矢田部明子自動車ライター

「S660 Neo Classic(ネオクラシック)」で江ノ島へ女子旅に!オープンにして、海を眺めながら…と書きたいところですが、車高が低いので海を眺めることは出来ませんでした(笑)。ですが、海風にあたりながらのドライブは最高!鎌倉走行シーン&江ノ島走行シーンを是非見てみて下さい。

東京オートサロン2016「カスタムカーコンテスト」でグランプリを受賞した「S660ネオクラシック コンセプト」。この車両をベースに商品化した「S660 Neo Classic(ネオクラシック)」が、S660販売終了に伴い、注文受け付けを2021年5月31日(月)をもって終了すると発表されました。

江ノ島で女子旅へ!
江ノ島で女子旅へ!

「S660 Neo Classic(ネオクラシック)」ってどんな車?

S660ネオクラシックキットは中古車装着も可能な珍しいパーツキットです。なので、中古で買ったS660をお持ちの方でも指定の場所に持ち込めばこのデザインに変えられます。

[適用型式:JW5-100/110]
[適用型式:JW5-100/110]

S660ネオクラシックキット ・パーツ価格は、129万6000円(税込)。さらに、取付工賃やパーツ塗装代が別途かかってしまうので「価格はお高めだな…」と感じる人もいらっしゃるかもしれません。ただ、価格が高いだけあり、「S660 Neo Classic(ネオクラシック)」には、作り手のこだわりが沢山つまっています。

なぜこんなに高いの?

パーツには、樹脂にガラス繊維を練り込んだFRP製が採用されています。ボンネット裏は、衝撃でヒビが入ったり、ボンネット全体がよれるということがないように、しっかりと補強されています。ボディーパーツは無塗装のため、指定のカラー内なら自分の好きな色に塗装でき、リアの部分と色を変えることもできるので、個性を前面に出せるというのも価格相応の満足感を与えてくれます。

S660 ネオクラシックは、通常のS660よりも車重が軽くなっているので燃費はそこまで変わりません
S660 ネオクラシックは、通常のS660よりも車重が軽くなっているので燃費はそこまで変わりません

コストはかかってしまいますが、販売されている台数も少ないので稀少価値の高い車となりそうです。販売終了前に、検討してみては?

自動車ライター

幼い頃からガンダムが好きで、ロボットや車に興味を持つようになる。その後、工業高等専門学校に入学し、物質工学・機械工学など専門工学を学ぶ。現在は自動車雑誌など多くの媒体で執筆。愛車はランドクルーザー76でオフロードコースを走るのが趣味。

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