みなさまこんにちは、ニセコの餃子ライター伊達千歳です。

絶賛キッチンカー祭りの昨今ですが、寒い日が続いているこんな日々は、お手軽にあたたかーいものが食べたいですよね。

本日はレアもレア、ニセコでは冬しか見ることができない幻のキッチンカーを紹介します。

変わった具材を使っていて、おもしろいのですよ。

【ニセコ】満天餃子／夢と具がいっぱい詰まった餃子

ひらふ十字街のすぐ南側にある第2キッチンカースペース。

追い続けていたあるお店が、忽然と出現していたことにある日気づいた私は、文字通り目をむきました。

その名も「ニセコ満天餃子（まんてんぎょうざ）」。

間違いなくニセコのお店なのですが、夏季は道北や道東を中心に長期出張に出ずっぱりで、拠点であるニセコに全然戻ってきてくれないのです。

店主はちょびっとおヒゲがカッコイイ男性（※必見です）。

なんでも飲食店経営経験豊富である上、いくつかの有名ホテルで働いていたキャリアを持つ和風洋風なんでもござれの元シェフ。

しかし、世界を覆ったコロナをきっかけに、ある日ふと思い立ってキッチンカーを開業したとのこと。

どうしてニセコに居を構えてお店を持ってくれないのかと聞いてみたら、ひとつの場所に留まるのが性に合わないからという、ハートズキューンとやられそうな渋い答えが返ってきました。

さらには「あれ、道の駅でうちの冷凍餃子売ってますよね？どうしてわざわざここまで来たんですか」と、グルメにこじれた乙女心を微妙に理解してくれないディスタンス。

それは知っておりましたが、本店の出来立ての餃子を食べないと冷凍食品なんて語れないでしょうううう？？

ニセコ町のふるさと納税の返礼品にまでなっているのに、こんなピントの合わなささえ魅力的な調味料となる餃子がこちら。

やっと出会えた本物の「満天餃子」は、北海道産の食材にのみこだわっています。

一口で食べるには少し大きめで、ツヤツヤとテカリのある皮で、焼き色が美しい。

いちばんのオススメはポークで、隅々にまで豚肉が詰まっているのにさっぱりめの肉汁、香味野菜がバッチリ効いてます。

たっぷりの野菜の旨味とのバランスが秀逸です。

サーモンを使った餃子があったので購入してみました。

淡泊めでフワフワの歯ごたえですが、皮自体が厚めでモチモチしているのでバランスが良く、旨味もしっかりあって美味しいです。

これはダイエットメニューにいいですね！

人気ナンバーワンがマッシュルーム。

私もこれが一番好みでした。

まず香りがいいし、加熱したマッシュルームって少し焦げたような甘い不思議な味わいがありますが、これが餃子に非常にマッチしていました。

「ジュわー」と、いきなり至福の時が訪れます。

【ニセコ】満天餃子／メニューは餃子とカレー

メニューは以下の４種類。それぞれの特徴がハッキリした餃子です。

レギュラーメニューには「えび」もあるのですが、今回のウインターシーズンでは扱っていないようです。

ここのキッチンカー会場には、中央に簡単な木組みのテーブルが設置されているので、餃子カレーなら出来立てを食べることができますよ！

【ニセコ】満天餃子／最強のテーマソングで世界征服

ニセコ満天餃子の目標は、夢はでっかく「世界一を目指す」！

テーマソング「満天ソング」がありますので、こちらのインスタグラムからぜひご視聴ください。いい曲です。

まだ開業して1年ほどですが、こういう意欲的で野心的な志を持つお店、大大大大大好きです。

今のところテイクアウト専門なので自宅で温めなおすのですが、私はできるだけ早く、出来立てをその場で食べられるようになりたいです、応援しています！