【ニセコ】ベジキング/節分は黒豆コーヒーで邪気払い!豆は撒くより挽いて飲む!和洋の味わいをお手軽に
みなさまこんにちは、ニセコの節分ライター伊達千歳です。
節分の日が近づいてまいりました。
一般的に毎年2月3日頃で、邪気を払い無病息災を願う行事といわれていて、旧暦の大晦日にあたります。
鬼のお面をかぶった人に「鬼は外、福は内」と言いながら豆を投げる行事は、誰もが一度はやったことありますよね。
豆は「福豆」と呼ばれる、炒った大豆を使いますが、節分行事でちょっとだけ「ニセコらしく」をブレンドしたらどうなるでしょう?
【ニセコ】ベジキング/節分は多田農園自慢の黒豆コーヒーで
カフェの名店が多いニセコで「豆」といったら、思い浮かぶのはコーヒー豆。
大豆の代わりにコーヒー豆を「鬼はそとー!」撒くのはアリ?と考えましたが、豆まき行事の後にコーヒー豆を挽いてドリップペーパー用意してお湯を注いで……と、パーフェクトできる家庭は少ないでしょう。道具も必要ですし。
そういうのやってみたいんですけどね。
それなら折衷案として、伝統的な大豆とコーヒー豆との両方を使った飲食物は、何かないでしょうか?
そんな私の長年の疑問を解決してくれるお店が存在するのです、さすがニセコ。
その名は「ベジキング」。
道の駅ニセコビュープラザのフードコートにある老舗のお店で、ニセコ町内の「多田農園」が経営しています。
自社農園の原材料のみを使ったフレッシュジュース、ポタージュやケーキを販売しているお店。
この中になんと、メニューの中に黒豆(黒大豆)を使ったコーヒーがあるのです!
【ニセコ】ベジキング/節分は黒豆コーヒーで邪気払い!
店頭に立っているのはだいたいニセコ多田農園のおかみさん。
冬でもお客さんが途切れない道の駅のフードコートで、本当にお疲れ様です。
そしてこちらが、黒豆とコーヒーを1:1の割合でブレンドした、多田農園オリジナルコーヒー。
ミルクや砂糖を使わずに、ストレートで直接味わうことを推奨しています。
日本(ニセコ)産の黒豆と、舶来のコーヒー豆。
和と洋の食文化の衝突と融合が、この紙カップの中でドラマチックに展開しています。
ベースはコーヒー味ですが、黒豆も負けておらず、日本茶のような渋い味わいが底流で主張しています。
一口すするとコーヒーなのですが、次の一口は入れ替わって濃い日本茶のよう。
まるで「外国産の日本茶」を飲んでいるような濃い深い味わいです。
コーヒー豆の黒豆の融合劇のお供には、ニセコエリアのソウルフード・じゃがいものキッシュパイをオススメ。
180円という、ニセコエリアでは非常に助かる価格です。
【ニセコ】ベジキング/ニセコの豆まきは黒豆で?
黒豆も一袋300円で販売していますよ。
コーヒー豆を撒く案も、コーヒー店が多いニセコらしくて捨てがたいのですが、道具が揃っているご家庭は、コーヒー豆で節分した後に、豆を挽いて家族で飲みましょう。
そこまでできない人は、豆まきのかわりにコーヒー豆と黒大豆をブレンドした、ベジキングの黒豆コーヒーを飲んで、これで節分行事にしちゃいましょう。
これ1杯で、邪気なんかどこかに飛んで行ってしまいますよ。