みなさまこんにちは、ニセコのドライブライター伊達千歳です。

そろそろニセコのサマーシーズンが始まりますね。

私は車の運転が好きで、道路の雪がなくなればさっそくハンドルを握り、仕事帰りに羊蹄山を1日1周するくらいです。

特に札幌や小樽方面から戻ってきた時に、かなりの頻度で寄る眺望のいいパーキングエリアを紹介します。

【倶知安町】八幡ビューポイントパーキング／視界全部が羊蹄山！

こちらは倶知安町北側、国道276号沿いにあるパーキングエリア、その名も「八幡ビューポイントパーキング」。

間に遮るものが何もなく、羊蹄山さんの真の実力と迫力にただただ圧倒されるための素晴らしい場所です。

距離感、形、山と空と畑の割合がすべてが完璧、ゴールデンカノン。

羊蹄山麓の町村にいくつかあるビューポイントのひとつで、一番人気があるパーキングエリアです。

天気の良い日には、奥にニセコ連山を含む雄大な景観を望めます。

ドライブ中の乗用車はもちろん、長距離トラックの休憩ポイントとしても有名で、飲食店や売店など何もない場所なのに、おもしろいくらいひっきりなしに車が入ってきます。

そして、皆さんほぼ１００％に近い割合でスマホで景色を撮影します。

特に景色に関心のない人でも、思わずスマホカメラのシャッターを押さざるを得ない、抗いがたい引力を誇る嗚呼我らが羊蹄山。

以前は電柱や電線があって眺望の妨げになっていましたが、２０１７年に撤去されたため、遮るものがない景観になりました。

羊蹄山愛が深すぎる地元民及びァンから長い間の要望を受け、 国・道路管理者（地方自治体）・電線管理者（通信事業者）が、電柱の老朽化による更新のタイミングで眺望を妨げない位置に移設することとなり、景観の改善が実現。

ちなみにここ周辺一帯は、国土交通省による観光地活動であるシーニックバイウェイ北海道『秀逸な道』のひとつで、北海道の各ルートの中でも特に魅力的な景観等を有する道路として認定されました。

北海道の『秀逸な道』は１２ルートあり、ここはそのうちのひとつ、「支笏洞爺ニセコルート　ニセコ羊蹄エリア」。

俱知安町から京極町、喜茂別町に抜ける道のことを指し、キャッチコピーはそのものズバリ美しく変化する羊蹄山の稜線に寄り添う道。

八幡ビューポイントパーキングは、そのルートの起点になります。

倶知安町内のNPO法人「WAOニセコ羊蹄再発見の会」が中心となり、周辺道路の維持活動を継続しています。

自治体と協力し、八幡ビューポイントパーキングの草刈り、清掃、植栽活動等をしてくれています。

このパーキングの正しい利用方法がこちら。

雄大な羊蹄山の景観をバッグにジャンプした瞬間の画像を撮影し、ＳＮＳにアップすること。

これ、流行らないかなあ……。

【倶知安町】八幡ビューポイントパーキング／結論・みんな大好き羊蹄山

駐車スペースは十分に広く、一休みするも昼寝するもお子さんを遊ばせるも思いのまま。

できれは、ドリンクとかもう少し気軽に購入できるところがあればいいな、とは思うのですが、そういう余計な雑音を一切排除し、ただただ絶景に圧倒される時間もいいものです。

「仕事だりー」って気分の時は、ここで一服して気分転換しましょう！