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【家庭菜園】初心者でも多収。まずはリーフレタスで結果を出そう!

グロ子園芸愛好家

こんにちは!ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
家庭菜園を始めてみたいけれども何から始めればいいかしら?
そう聞かれたとき私はきっぱりと「レタス」とお答えしています。
収穫までの生長期間が短く、育てやすい野菜の代表がレタス。
今回は初心者からベテランまで、みんなに愛される『リーフレタス』についてお伝えします。

家庭菜園なら非結球レタス

レタスには結球レタスと非結球レタスがあります。
結球レタスとは玉レタスのこと。スーパーで見かけるレタスです。
家庭菜園なら結球レタスではなく非結球レタス、キャベツのように重なって玉にならないレタスを選びましょう。
結球レタスは収穫したらそれで終了してしまうからです。

上の写真のような非結球レタスなら、株ごと収穫せずに食べるだけ外側の葉を採る「かき採り」が可能です。
一時的に葉は減りますが、すぐに新しい葉が出てきます。
葉物野菜では焼肉と食べるサンチュがかき採りですが、レタスもこの方法で収穫するとトウが立つまで一株で長期間収穫できます。
その中でもおススメしたいのが非結球レタスの定番、リーフレタスです。

苗や種が入手しやすい

レタスはとにかく品種が多いので欲しい品種の種や苗を見つけるのが大変なのですが、さすが定番、どこのホームセンターでも種や苗を見かけます。ネットショップでも多数ヒットします。
私の使う種はこれ。リーフレタスは種からでもとても簡単に育ちますが、初心者なら苗から始めるのがより手軽です。

リーフレタスはやや乾燥を好む

上の写真の種から育てたレタスがこちらです。

リーフレタスは乾燥気味にしておくのが上手に育てるコツ。

乾燥に強い野菜の何が素晴らしいかというと、水やりがちょっと遅れたくらいで枯れないこと!
家庭菜園にはうれしい特徴です。

収穫量が他のレタスより多い

リーフレタスの株元です。
巻きが4つあるのがわかりますか?
4株植えているわけではありません。

この写真でわかるように元は一株。
リーフレタスは小さな巻きの集合体なのです。

レタスは巻きごとに中から葉を増やします。
巻きが一つの非結球レタスとは成り立ちが違うことがわかりますよね。
リーフレタスは複数の巻きから葉を増やすので収穫量が多く、また収穫の間隔も短いのです。

かき採りやすい葉の形

リーフレタスの葉はこんな形をしています。
葉の付け根が細いのでとても収穫しやすいのです。
レタスの株が傷む原因となる茎の取り残しが出にくいのも嬉しい。

株元に空間があるので通気性があり、加湿で葉が腐ったり病気が出ることも少ない。
レタスの大敵であるナメクジもすぐに見つけて駆除することが出来ます。
これは無農薬での野菜作りに挑戦したい家庭菜園愛好家には嬉しい!
レタスのナメクジに悩んでいる方はぜひリーフレタスに品種を変えてみて下さい。
この空間があるからこそ2枚前の株元の巻きの写真も撮れるわけです。

レタスはバチンタッチ栽培で一年中収穫できる

リーフレタスでレタス栽培に成功したら、ぜひ他の品種にも挑戦してみて下さい。
レタスはとても品種が多く、真夏に育つものもあります。
いろいろな品種をつなげてバトンタッチするように栽培すれば、家庭菜園で一年中レタスを収穫出来ます。
レタスはもうスーパーで買う必要がなくなってしまいますよね。

初心者でも育てやすい野菜レタス、まずはリーフレタスから家庭菜園を始めてみませんか?

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園芸愛好家

花、野菜、盆栽、コンポスト、そしてありとあらゆる植物系お稽古事をやり尽くした園芸歴30年のFPライター。私の強みは自分で実際に経験している幅広い園芸ネタ。FPなので「効率よく、コスパよく」園芸を楽しむにはどうすればいいのかも考えています。「人生を仕事だけに浪費しない、趣味を持つ豊かさ」を伝えていきます。ただいまベリー栽培にドハマり中。目指せ、北欧!

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