川崎にお住まいのご夫婦がオープンしたパン屋さん、「Little Forest Bakery（リトルフォレストベーカリー）」をご紹介します。（2022年12月オープン）

国産小麦を使い、無添加生地のやさしいパンが特徴のこのお店。酵母も店内で手作りされていて、ご夫婦のパンへのこだわりが感じられます。

お店の外観

JR川崎駅からバスで３つ目のバス停、「渡田新町」で下車するとすぐ。市電通り沿いにあるパン屋さんです。

さわやかなスカイブルーの壁にペイントされた、かわいらしいお店のロゴが目を引きます。グリーンやお花もセンス良く配置されていて、外観にもこだわりを感じます……！

店内のようす

お店に入ると、北欧風に統一されたステキな空間が待っていました。

お店の内装やインテリアは、すべて奥さまが担当されているそうです。

聞けば、奥さまは以前テレビ局にある花屋さんで働かれていて、スタジオにお花やグリーンをセッティングするお仕事をされていたとのこと。

奥さま：「そのときの経験を生かして、季節のお花を飾るようにしています。お客さまにパンを選んでいる間、空間も楽しんでいただきたいと思って」

温かみのあるインテリアに心も癒されます。グリーンレーズンを使った自家製酵母も展示されていました。（棚の真ん中右）

ご主人：「酵母が完成するとシュワシュワ泡が出てくるんですけど、その工程も見てもらえたらおもしろいかな、と思って」

お客さまにパン以外でも楽しんでもらいたいという、ご夫婦の工夫が詰まった店内になっています。

おすすめパンの紹介

まずは老若男女問わず大人気！手のひらサイズで見た目もかわいい、ぶどうパンです。

もっちりした焼き上がりと甘味が特徴の生地には、北海道産の「ゆめちから」が使用されています。ぶどうはペルシャ産のブラックレーズンがたっぷり。

食べてみると、生地はモチモチでぶどうがシャキシャキ！みずみずしいレーズンがこれでもかとたっぷり練り込まれていて、あっという間に完食してしまいました。

焼き上がりは毎日お昼の12:00頃になります。

次はオリジナルの工程で焼き上げるメロンパン。ご主人いちおしの自信作です。

特徴は、中がもっちりしていること。メロンパンといえばふんわりの印象がありますが、このお店のメロンパンは「外サク、中モチ」の新食感！

発酵をあまり進めず、オーブンの中で膨らませる独自の方法で焼き上げるそうです。袋を開けた瞬間に香る、芳醇なバターの香りがたまりません。

焼き上がりは毎日8：30～9：00頃です。

ちなみに写真左は、我が家の娘（小2）が大好きな練乳ミルクパン。北海道産の練乳が使用されていて、懐かしいけど新しさも感じる味でわたしも大好き！

どちらものパンも小さめサイズで、おやつにもぴったりです。

お総菜パンも充実しています。

キューバサンドはお客さまから「絶対、切らさないで～」とお願いされるほどの人気商品。

中には豚肉・ハム・チーズ・ピクルス・マスタードがサンドされていて、大きめにカットされたピクルスがアクセントになっています。

ほかにも常時25種類のパンを揃えていて、売り切れと同時に閉店になるとのこと。どれも美味しそうなパンばかりで、あれもこれも買いたくなってしまいます。

限定販売のパン

夏季限定のレモンマフィンです。

マフィンは季節ごとにメニューを変えていて、季節のマフィンがない時期には定番としてブルーベリーマフィンを置いているとのこと。マフィンの全制覇がしたい……！

「川崎の土地には長く住んでいて、愛着もある」と言うご夫婦。今後は川崎の特産品を使ったパンを、新商品として販売する予定もあるそうです。

新商品や限定販売の情報などは、主にInstagramで発信されています。

お店の情報